インスタの乗っ取り対処方法!嫌がらせの犯人の特定方法

この記事ではインスタ上での乗っ取りに対処するための方法をお伝えしていきます。

画像や投稿が削除されて、身に覚えのない投稿がある。もしかして、アカウントが乗っ取られてる?

このように思ったら、まずこの記事の内容をご覧くださいませ。

乗っ取り確認・対処方法はもちろん、犯人の特定方法や乗っ取り予防方法まで徹底解説しております。

ぜひ最後まで読み進めて、乗っ取りへの対処・準備を万全にしてくださいね。

それでは、解説していきます。

インスタのアカウント乗っ取りを適切に対処する方法

みなさんの状況に応じた乗っ取り対処方法があります。

スマホとインスタアプリを準備して、みなさんが置かれている状況にあった対処方法を選び、対処していきましょう。

その1:インスタから登録メールの変更通知が届いた場合

アカウントの乗っ取り主が勝手に登録メールアドレスを変更すると、そのメールアドレス宛に変更通知が届きます。

メールに記載されている「この変更を取り消す」オプションから、変更を取り消すことが可能です。

パスワードなどログインに必要な情報まで変更され、メールアドレスの変更を取り消せない場合は「 その3:いかなる手段を用いてもアカウントを取り戻せなかった場合」に進み、アカウントを報告しましょう。

國次
身に覚えのない変更通知が届いた場合は、 念のためパスワードを変更しておくことをおすすめします

念のため、パスワードの変更を試しておきましょう。

  • ステップ1:右下のアカウント画面(プロフィール)を開く
  • ステップ2:右上の設定アイコンをタップ
  • ステップ3:右側からタブが開くので、一番下の「設定」をタップ
  • ステップ4:「セキュリティ」をタップ
  • ステップ5:「パスワード」をタップ
  • ステップ6:「現在のパスワード」「新しいパスワード」を入力、「パスワードを確認」で変更を行い、「保存」

以上でパスワードの変更は完了です。

その2:インスタからメール・電話(SMS)を受け取れる場合

アカウントに登録されているメールアドレス・電話番号のいずれかが乗っ取り主に変更されていない場合は、アカウントの認証用のコードがリクエストできます。

つまり、メールか電話番号の片方が無事ならアカウントにログインできるということです。

國次
紐付けしている連絡先が生きている場合は、これから紹介する方法を試してみてください。

この認証用のコードを発行できれば、アカウント所有者の本人確認が可能であり、アカウントを取り戻すことができます。

  • ステップ1:ログイン画面で「パスワードを忘れた場合」をタップ
  • ステップ2:ログインリンクの送付先を「ユーザーネーム」(メールアドレスも可)または「電話番号」に設定し、記入
  • ステップ3:ユーザーネーム(メールアドレス)の場合はログインリンク、電話番号の場合は6桁の認証コードがSMSで送付されるので、これらを入力し、「次へ」をタップ
  • ステップ4:案内に従い、ログイン

以上の流れでログインできたら、「 その1:インスタから登録メールの変更通知が届いた場合」で紹介した方法でパスワードを変更しておきましょう。

その3:いかなる手段を用いてもアカウントを取り戻せなかった場合

上記2つの他、様々な手段を講じてもアカウントの取り戻せなかった場合は、 アカウント自体をインスタの運営に報告します

以下の方法で「サポートリクエスト」を開きましょう。

  • ステップ1:「パスワードを忘れた場合」をタップ
  • ステップ2:「ヘルプが必要な場合」をタップ
  • ステップ3:「このメールアドレスまたは電話番号にアクセスできません」をタップ
  • ステップ4:「サポートリクエスト」に移動するので上から「登録時に使用したメールアドレス」「連絡先メールアドレス(異なるアドレスである場合)」を記入
  • ステップ5:その下は三択になっており、「会社またはブランドのアカウント」「私が写っている写真がある個人用アカウント」「私が写っている写真がない個人用アカウント」の 3つから適切なものを選択
  • ステップ6:さらにその下も四択となっており、「アカウントにどのメールアドレスを登録したか忘れてしまった」「アカウントにどのメールアドレスが登録されているか分かっているが、まだログインできない」「アカウントに不正サクセスされた」「その他」とあるので、 3つ目の「アカウントに不正サクセスされた」を選択
  • ステップ7:次は記入欄となっており、詳細な情報を補足的に記入可能(アカウント乗っ取りの日時、経緯、すでに犯人が分かっていれば犯人についての情報を詳細に説明)

記入内容を確認したら、送信しましょう。

國次
少し大変なステップかもしれませんが、ここを乗り越えればみなさんの大切なアカウントを取り戻せる可能性があります。

もしインスタ運営からの本人確認が必要になったら

運営から折り返し連絡があり、「本人確認」が必要になる場合が多いです。

インスタの本人確認の方法は以下のいずれかの方法が指定されます。

  • 本人確認方法1:インスタから送付されたコードを手書きで紙に書き、その紙を持っている自分の写真を送付
  • 本人確認方法2:登録に利用したメールアドレスや電話番号、デバイスなど

以上2つの方法で本人確認が完了すると、インスタから指定した連絡用メールアドレス宛にアカウントを元に戻す方法を記載したメールが送付されます。

指示に従い、アカウントを取り戻しましょう。

実績ナンバーワン!誹謗中傷ドットネット

削除したいなら、相談実績1500件の誹謗中傷ドットネットにご連絡を!
削除のプロが迅速に対応してくれ、しかも費用はリーズナブル。投稿者の特定までバッチリやってくれます。
代表の藤吉修崇氏は、現代の法律問題をわかりやすくかつコミカルにyoutubeで解説している現役弁護士。
わかりにくい専門的な説明をできるだけわかりやすい言葉で伝えてくれます。
私たちの味方になってくれる心強い法律家。
きっと、あなたの問題もスッキリ解決してくれます!

インスタで乗っ取り犯を特定する方法

乗っ取り犯の特定は法律上、少し困難とされています。

しかし、乗っ取り行為は立派な犯罪行為です。

そこで特定は諦め、乗っ取りが発覚したら、こちらのページを参考に、 各都道府県のサイバー警察に相談し、犯人を通報・逮捕させましょう

アカウントの「乗っ取り」は立派な犯罪行為

インスタのようなネット上のアカウントの乗っ取り行為は、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律(通報:不正アクセス禁止法)」と呼ばれる刑法に違反する犯罪行為です。

この法律は「非親告罪」であり、親告の必要はないとされています。

しかし、被害届を出さなければ警察も被害の実態を把握できないので、乗っ取り犯を逮捕・起訴させたい場合は必ず警察に相談しましょう。

不正アクセス行為とは、他人のID・パスワードを利用して不正にアカウントにログインする行為を指します(第2条第4項より)。

いわゆるアカウントの乗っ取り行為です。

この不正アクセス禁止法では、以下のように乗っ取り行為を違法と定めています。

第三条 何人も、不正アクセス行為をしてはならない。

引用元:e-Gov不正アクセス行為の禁止等に関する法律「第三条」

この第三条に違反した乗っ取り主は、 3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されます。

他にも、この法律では乗っ取りを行うためにID・パスワードを取得する行為も禁止されています。

第四条 何人も、不正アクセス行為(第二条第四項第一号に該当するものに限る。第六条及び第十二条第二号において同じ。)の用に供する目的で、アクセス制御機能に係る他人の識別符号を取得してはならない。

引用元:e-Gov不正アクセス行為の禁止等に関する法律「第四条」

識別符号が「ID・パスワード」、アクセス制御装置が「ログイン画面」を指します。

つまり、「不正アクセス行為(乗っ取り行為)をするためにログインに必要なID・パスワードを取得しちゃ行けない」という意味です。

乗っ取りを行うためにID・パスワードを取得すれば 1年以下の懲役または50万円以下の罰金となります。

乗っ取られた場合はこの「不正アクセス禁止法」を元に犯人を逮捕・起訴する流れとなります。

日本の法律ではこのような不正アクセス行為として違法ですが、インスタの方では野放しにしているんですか?

 

國次

いいえ。Instagramの利用規約でも「不正な方法を用いて、アカウントの作成、情報へのアクセス、または情報の取得を試みることは禁止されています。」として不正なログインを禁止しています。

つまり、乗っ取りは警察に通報する以前に、インスタの規約にも違反しているというわけです。
規約で違反としている以上、乗っ取りに対してインスタの運営も何らかの措置をとる可能性が高いです。

 

どうしても犯人を知りたい場合

インスタ乗っ取り犯の特定が困難である以上、実際に捜査するうえで犯人の情報を手に入れるであろう 警察を頼るほかありません

そのため、事件の捜査を行う警察に犯人の情報を尋ねることが基本的な流れとなります。

しかし残念ながら、警察が事件を捜査するのは被害者であるみなさんのためではなく、その後の刑事裁判のためです。

ゆえに、警察が捜査で集めた犯人の情報をみなさんに教えることはまずありません。

とはいえ、弁護士に犯人の情報開示の協力を依頼し、その交渉次第では犯人に関する情報を知ることも可能です。

國次
弁護士の探し方や依頼方法をふまえて、優秀なパートナーを見つけましょう。
【ネット上の悪質な書き込み】弁護士への相談から解決までの流れ
悪質な書き込みトラブルの対処を弁護士に依頼しようと思ったら、まずこの記事を読んでください。 ネットで困ったら弁護士に相談すればいいや。 このように思っても、実際に依頼するところまでは知らないことも多いですよね。 そこでこの記事では、 ネット...

他にも以下のような手段で犯人の個人情報を取得できるとされています。

方法その1:警察の「被害者連絡制度」

被害者連絡制度は、一定の犯罪を対象に捜査状況の連絡を行うことを定めた制度です。

その連絡内容の中には、 犯人に関する情報もあります。

ただし注意点として、この被害者連絡制度は原則的に重大な事件が対象となっている点があります。

例えば、対象は殺人罪、強盗致死傷罪、強制性交等罪、強制わいせつ罪などと重大な犯罪となっており、重大な犯罪以外はすべて制度の対象外です。

つまり、不正アクセス禁止法に違反する乗っ取り行為といった犯罪は対象外となります。

しかし、制度の対象外の犯罪についても、被害者の開示の要望を考慮して対応すると取り決めてあります。

要望を行わなければ犯人に関する情報は開示されませんので、この制度が利用できるか、必ず警察に相談しておきましょう。

方法その2:検察の「被害者等通知制度」

警察だけではなく、警察を指揮して証拠を集め、犯人の起訴を行う 「検察」にも「被害者等通知制度」という被害者への情報提供制度があります

警察の制度では情報提供の対象となる犯罪は「重大なもの」に限られていましたが、この制度の場合は検察官が受理した すべての事件が対象になります。

つまり、乗っ取り行為も対象となるというわけです。

國次
犯人に関する情報は口頭または文書で通知してくれます。
ただ、積極的に通知を希望しないと情報は通知されないので、検察への通知の希望は忘れないように注意しましょう。

方法その3:検察官に直接交渉して聞き出す

警察官よりも検察官の方が事件の全容を把握しているとされ、より詳しい情報を知るためには検察官に尋ねるのが一番です。

そこで弁護士に依頼して検査官に直接交渉を行うことで、警察が中々教えてくれない犯人の情報を知ることもできます。

方法その4:刑事裁判の傍聴

乗っ取り犯が起訴されれば、刑事裁判を受けることになります。

刑事裁判を傍聴することで、事件・犯人について知ることが可能です。

刑事裁判は原則「公開」なので誰でも傍聴できますよ。

ゆえに、傍聴席が埋まってしまう前に予約して確保し、犯人に関する情報を入手しても良いです。

國次
簡単な方法ですが、犯人が起訴されなければ意味がありません。

インスタのアカウント乗っ取り予防方法

二度とインスタのアカウントが乗っ取られないように今度はアカウント乗っ取りの予防をしておきましょう。

インスタのアカウント乗っ取りを予防する方法は以下の2ステップです。

  • ステップ1:まずは乗っ取り確認
  • ステップ2:乗っ取り予防法

この2ステップを日頃より心がけることで乗っ取りの再発防止が可能です。

ステップを1つずつ見ていきましょう。

ステップ1:まずは乗っ取り確認

まずは以下の項目の有無をチェックし、インスタのアカウントが乗っ取られているか確認します。

乗っ取りアカウントの特徴を紹介していくので、当てはまるものがないかチェックしていきましょう。

  • 特徴その1:ファロー・フォロワーに一括で同様の内容(スパムメッセージ)が送信されている
  • 特徴その2:身に覚えのない投稿が投稿されている
  • 特徴その3:身に覚えのない「いいね」が押されている
  • 特徴その4:身に覚えのない人(知らない外国人など)をフォローしている
  • 特徴その5:プロフィール写真が勝手に減光されている
  • 特徴その6:インスタからメールアドレスの変更通知が届いている
  • 特徴その7:「不審なアクティビティ」が届く(不審なスマホ・タブレット・パソコンやネットの回線でのログインによるもの)

以上7項目に複数心当たりがある項目がある場合は、アカウント乗っ取りの可能性があるので、速やかに「ステップ2:乗っ取り予防方法」をお試しくださいませ。

國次
他にもログインアクティビティを確認してアカウントがログインした場所の位置情報と時間を確認できます。
不審なデバイスからのログインがあった場合は、一目瞭然なので日頃よりこちらを確認しておくと良いでしょう。

ステップ2:乗っ取り予防方法

インスタ上でのアカウント乗っ取り行為を予防する方法には、以下3つのような方法があります。

  • 方法その1:定期的なパスワード変更
  • 方法その2:不審なアプリとの連携は解除
  • 方法その3:「二段階認証」をオン

日頃よりアカウント乗っ取りに警戒して、上記3点の確認を行い、セキュリティを強化しておきましょう。

方法その1:定期的なパスワード変更

一定期間(1ヶ月に一度、3ヶ月に一度)が経過したら、パスワードの変更しましょう。
パスワードの変更は以下の6ステップで簡単にできます。

  • ステップ1:右下のアカウント画面(プロフィール)を開く
  • ステップ2:右上の設定アイコンをタップ
  • ステップ3:右側からタブが開くので、一番下の「設定」をタップ
  • ステップ4:「セキュリティ」をタップ
  • ステップ5:「パスワード」をタップ
  • ステップ6:「現在のパスワード」「新しいパスワード」を入力、「パスワードを確認」で変更を行い、「保存」

以上でパスワードの変更は完了です。

新しいパスワードを考える際には、以下のようなポイントに注意しましょう。

  • ポイント1:パスワードの桁数(文字数)を増やす
  • ポイント2:パスワードの間に数字や文字を挟む(例:abcdefg=a1bcd2efg3)
  • ポイント3:パスワードに名前や生年月日などを使用しない(推測しやすいため)
  • ポイント4:中学校で習うような誰でも思いつきやすい英単語(hamburgerやsoccer、coffeeなどは避ける)
  • ポイント5:まず国語時点、英和辞典などに載っているような言葉を使用しない

セキュリティ強化のためにも、以上の5つのポイントを押さえたパスワードを作ることをおすすめします。

國次
例えば、好きな映画のセリフなどが良いですね。耳について離れない歌詞などもおすすめです。
誰も思いつかないようなパスワードにしてしまうと、パスワードを忘れたときに思い出せなくなるんじゃないですか?
國次
パスワードをメモに残しておくことをおすすめします。

方法その2:不審なアプリとの連携は解除

アプリが原因で個人情報が盗み取られる可能性もあります。

インスタと連携している不審なアプリはこちらから解除しておき、連携アプリの管理も怠らないようにしておきましょう。

方法その3:「二段階認証」をオン

「二段階認証」とは、ログイン時に二段階でコードを入力する仕組みです。

不正ログインによる乗っ取りへのセキュリティ対策として効果的な方法となっています。

ここからはSMSを利用した二段階認証の設定方法をご紹介していきます。

まずはインスタのスマホ版アプリを開いておきます。

  • ステップ1:アカウント画面(プロフィール)から右上の設定アイコンをタップ
  • ステップ2:下の「設定」をタップ
  • ステップ3:「セキュリティ」から「二段階認証」の順にタップ
  • ステップ4:「スタート」をタップ
  • ステップ5:「SMS」の横にあるスイッチをタップ
  • ステップ6:電話番号を記入し「次へ」をタップし、SMSで送付された認証コードを記入

この設定を行えば、新規でログインする際には、必ずSMSを利用した二段階のログインを求められるので、SMSを確認できるみなさんしかインスタにログインできなくなります。

誹謗中傷ドットネットなら、投稿者の特定に強い

インターネット上から削除はできても、書かれた人の気持はそれでは治まりません。
誹謗中傷ドットネットなら、投稿者の特定まできっちり行い、必要に応じて法的な対応までやってくれます。
リーズナブルな価格で迅速対応。削除から投稿者の特定まではスピードが大事!
相談は無料ですのでお気軽にどうぞ♪

まとめ

アカウントを乗っ取られたらまず最初にすべきことは、状況に応じた的確な処置です。

この記事の「インスタのアカウント乗っ取りを適切に対処する方法」で紹介した3つの対処方法で、アカウント乗っ取りに対処しましょう。

乗っ取り対処が完了したら、犯人を特定する(警察に被害届を提出する)ステップに移ります。

アカウント乗っ取り事件が一件落着しても油断せずに、日頃より「インスタのアカウント乗っ取り予防方法」で紹介した内容を実践し、アカウント乗っ取りに対するセキュリティ対策を施しておくことを強くおすすめします。

みなさんがインスタのアカウントを無事に取り戻せることを祈っております。

Instagram誹謗中傷対策
この記事の監修者

インターネットの誹謗中傷対策、削除の専門家。5ちゃんねるを始めとする、各種書き込みの削除、下位表示させるプロ。特に企業案件を得意とし、ネガティブな口コミ、サジェストキーワードを常に監視、対策している。携わった案件は1,000以上。お困りの場合は、以下↓LINEからお気軽にお問い合わせください。

國次将範@ネット削除の専門家に問い合わせる
國次将範@ネット削除の専門家に問い合わせる
一般社団法人ネット削除協会

コメント