楽天トラベルの口コミ削除方法はネット上にもあまり載っていない情報で見つけるのが大変だったかもしれませんね。
さらに、問題の口コミを対処できる情報がなくて焦っていると思います。
結論から言えば、楽天トラベルの口コミは削除できますので、まずはご安心ください。
この記事では、 楽天トラベルでの口コミ削除方法の情報を紹介していきます。
削除方法がわからなくても、削除できるようになりますので、ぜひ参考にしてくださいね。
それでは、楽天トラベルでの口コミ削除方法について解説していきます。
まずは確認!楽天トラベルで削除できる口コミには条件あり
楽天トラベルで削除できる口コミ(通称お客さまの声)には、いくつかの条件があります。
この条件を満たしている口コミでなければ、削除は認められません。
そこで、口コミを削除する前に楽天トラベルの 「利用規約」を読み、削除できる口コミなのか判断する必要があるのです。
楽天トラベルでは、以下のような口コミ(お客さまの声)が規約違反となります。
- 個人情報を含む口コミ
- ほかのお客さまの声を批判する口コミ
- 嘘を含む口コミ
- 誹謗中傷や差別、権利侵害を含む口コミ
なお、これらの条件は楽天トラベルの利用規約を参考にして、条件の一部をピックアップし、簡略化したものです。
口コミ(お客さまの声)に関する利用規約をご自身で確認されたい場合、【楽天トラベル】クチコミ・お客さまの声から確認してください。
それでは、削除できる口コミの条件についてみていきましょう。
削除できる口コミその1:個人情報を含む口コミ
特定の 個人を特定できるような口コミは規約違反となります。記号や通称等を用いて個人を特定できる場合でも規約違反です。
例えば、以下のような口コミが該当します。
- 「2018年○月×日に泊まった時の隣の□号室の客がうるさかった」
- 「○月×日15時から次の日の10時まで隣に泊まっていた有名人の○○が泊まっていた」
このような口コミは個人情報が特定できる口コミです。
個人情報が含まれている口コミは楽天トラベル運営に削除を依頼できますよ。
削除できる口コミその2:ほかのお客さまの声を批判する口コミ
楽天トラベルに限らず、レビューサイトでは ほかのお客さまの口コミを批判する口コミが散見されます。
例えば、次のような口コミです。
- 「○○ホテルは今まで訪れたホテルの中で最低。このホテルを評価する口コミの気が知れない」
- 「○○旅館に泊まったが接客がなっていなかった。この旅館の接客を評価する口コミは本物の接客を知らない連中だ」
このような内容で、ほかの投稿者の口コミを批判するような投稿は規約違反となっています。
楽天トラベル運営に報告して、削除を審議してもらいましょう。
削除できる口コミその3:嘘を含む口コミ
嘘を含む口コミは規約違反となっています。例えば、次のような口コミは噓を含む口コミです。
- (デマ)「このホテルの○○号室では殺人事件が起こった」
- (実際に宿泊してないのに)「最低なホテルだった。もう行きたくない」
このように 事実と異なる口コミは規約違反となります。
事実と異なる程度の口コミなら放っておこうと思うかもしれません。
しかし、嘘を含む口コミは立派な規約違反ですので、風評被害を受ける前に必ず運営に報告しましょう。
削除できる口コミその4:誹謗中傷や差別、権利侵害を含む口コミ
口コミ(お客さまの声)で 他人を攻撃するような口コミは規約違反となっています。
「攻撃」とは、悪口や暴言で他人を傷つける誹謗中傷、特定の人種への攻撃や格差を感じさせる差別、法律で守られている権利を侵害するような口コミです。
例えば、次のような口コミを指します。
- 「○日に泊まった時に隣の○○号室がうるさかった。頭がおかしい」
- 「○○人と宿泊する日が被った。大浴場が汚れていたのは彼らのせいだ」
- 「○日に泊まった時の○○号室の顔はみたことがある。たしか××という犯罪者だ」
- 「低能な客が泊まるホテルだ。こんなホテルなんてつぶれろ」
このような口コミは規約違反であり、削除の対象となります。
見つけ次第運営に報告しましょう。
楽天トラベルの権利侵害口コミを削除したい場合は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
楽天トラベルの口コミ(お客さまの声)の削除方法は3通り
楽天トラベルの口コミの削除方法は以下の3通りです。
- 口コミを非表示にする方法
- 運営に口コミの規約違反を報告し削除を待つ方法
- 口コミ投稿者に依頼して削除させる方法
以上3通りの方法で削除ができます。
それでは、口コミを削除する方法の具体的な内容について、解説していきます。
削除方法1:口コミを非表示にする方法
施設サポートデスクに連絡すれば、口コミを「3ヶ月のみ」掲載に変更することが可能です。
「3ヶ月のみ」掲載にすれば、口コミは表示を切り替えが完了した翌日から3ヶ月のみ表示され、期間終了後は非表示となります。
施設サポートデスクの連絡手段としては、電話連絡のみが可能です。
施設サポートデスクの電話番号は「050-5213-4848」(9:00~21:00)となっています。
該当する口コミの掲載期間を「3ヶ月のみ」に設定するのみを伝えましょう。
なお、管理画面には「クチコミ表示期間」の項目がありますが、こちらでは「3ヶ月のみ」掲載を選択できませんのでご注意くださいませ。
削除方法2:運営に口コミの規約違反を報告し、削除を待つ方法
規約違反の口コミ投稿は削除が可能です。
しかし、口コミが規約違反していることは運営に報告する必要があります。
運営に報告するためにはまずお問い合わせのページを開きましょう。
お問い合わせページとして、以下の画像のようなページが表示されます。
表示されない場合は、まず「よくある問い合わせ」から、適当な項目をクリックします。
ページ下部の「問題は解決しましたか?」に対して、「いいえ、解決していないので問い合わせます」をクリックすれば、問い合わせページが表示されますよ。
「お問い合わせ」を開いたら、「サービス」項目は「サービス全般」を選択、「カテゴリ」項目は「お問い合わせ」を選択します。
そのほか必要情報を記入のうえ、「お問い合わせ内容」について次のような内容を記載しましょう。
楽天トラベル運営担当者様
お世話になっております。
私は、○○(宿泊施設名など)の○○です。
以下のお客さまの声について、規約違反があるため、削除していただきたくご報告させていただきました。●ユーザー名:「(ユーザー名)」
- URL:「(トピックのURL)」
- 投稿内容:「(口コミの内容をコピー&ペースト)」
- 削除を依頼する理由以上に提示した口コミにて、弊ホテルの従業員の実名、住所、電話番号、嘘の情報を流されました。
この口コミは楽天トラベル「お客さまの声」利用規約の第7条の1項(1)「対象となる宿泊・運送機関等以外の宿泊・運送機関等の名称、部屋番号、氏名その他特定の個人が識別できてしまう情報を含むもの」に違反しています。
(https://web.travel.rakuten.co.jp/portal/my/toukou.guideline_display)
また、実名、住所、電話番号を公開されたことによるプライバシーの侵害により、従業員の権利が侵害されているため、削除いただきますようお願い申し上げます。○○(最後に自分の名前を記載する)
楽天トラベルに問い合わせをする際は、必ず どの規約に違反しているか明示するようにしましょう。
楽天トラベルの利用規約のコピペとURLを提示することで運営にわかりやすく伝えることが可能です。
また、口コミで権利侵害が認められる場合は、例文のようにその旨を伝えましょう。こちらは「知識として知っていれば」で構いません。
もし、問い合わせに法的な内容を盛り込みたい場合は、弁護士に相談してみると良いです。
もし、3週間以上運営からの返答がない場合、こちらの方法は失敗している可能性は高いです。
ゆえに、次の「口コミ投稿者に依頼して削除させる方法」を試しましょう。
運営は口コミを監視していない?規約違反で口コミを報告する理由
規約違反の報告については、楽天トラベルの「お客さまの声」利用規約第8条には以下のように定められています。
第8条(投稿の削除)
投稿情報が本規約の規定に違反していると弊社が判断した場合、弊社は事前の通知等を行なわず直ちに当該投稿情報を削除できるものとし、利用者はこれに同意するものとする
なお、弊社は投稿情報が本規約の規定に違反していることを積極的に監視する義務を負わないものとする。
この条文について、要は「規約違反の口コミは楽天トラベル運営側で削除しますよ」という取り決めです。
また、楽天トラベル運営は掲載されている口コミについて「積極的に監視する義務を負わない」としています。
運営では監視を行ってくれないため、こちらから規約違反を報告する必要があるのです。
削除方法3:口コミ投稿者に依頼して削除させる方法
口コミの投稿者の連絡先を知っている場合、口コミ削除を直接依頼可能です。
通常、投稿の直接的な削除依頼は認めていないサイトは多いですが、楽天トラベルでは口コミの削除を直接行っても良いとされています。
ただ、この方法は口コミ投稿者の連絡先を知っている場合のみ可能な方法ですので注意しましょう。
なぜ依頼できる?そんな権利はあるの?口コミを依頼できる理由
口コミ投稿者への削除の依頼については、楽天トラベルの「お客さまの声」利用規約第10条に以下のように定められています。
第10条(宿泊・運送機関等からの連絡)
- 宿泊・運送機関等は、その判断により、弊社が提供するシステムを利用して、投稿した利用者に対し投稿に関する返答、投稿の編集または削除の依頼、その他の連絡を行なうことができるものとする。
- 利用者は、宿泊・運送機関等から前項に基づき投稿の編集または削除の依頼があった場合、当該宿泊・運送機関等に対し返答をしなければならない。
このように定められており、削除の依頼が運営側に認められています。
口コミ投稿者に削除の依頼を連絡することについて
- 宿泊・運送機関側(みなさん)は口コミ投稿者に削除の連絡をしてもOK
- 口コミ投稿者は、宿泊・運送機関などから口コミ削除の依頼があったら、きちんと対応してください
さきほどの条文は以上のように整理できます。
このようにして、楽天トラベル運営で削除のために投稿者へと連絡を取ることを認めているわけですね。
弁護士に依頼してスムーズに口コミの削除しましょう
ここまでに紹介した削除方法は、手続きが複雑で法的な知識が必要な手続きもありましたね。
風評被害の拡大を止めるには、時間との勝負になります。
一刻も早く口コミを削除する必要がありますので、「迅速」や「成功」を求めるならば弁護士に依頼しましょう。
弁護士であれば法的な知識もあり、口コミトラブルも的確に対応してくれます。
弁護士は以下の基準で「ネットに強い弁護士」を探すと口コミ削除の成功率が高くなりますよ。
- ネットトラブルを解決した実績がある弁護士
- サイトの利用規約の読解が得意な弁護士
- ネット関連の法律やシステムに詳しい弁護士
弁護士を探す際は以下の基準に注目しましょう。
頼みたい弁護士1:ネットトラブルを解決した実績がある弁護士
ネットトラブルを解決した実績があれば、楽天トラベルの口コミトラブルも解決できる可能性が高くなります。
ネットトラブルを解決できる見込みのある弁護士として信頼ができるというわけですね。
弁護士をネットで検索すると、法律事務所の公式ホームページで実績が掲載されていることもあります。
なるべく 実績が明確な弁護士に楽天トラベルの口コミ削除を依頼しましょう。
頼みたい弁護士2:サイトの利用規約の読解が得意な弁護士
レビューサイトの口コミを削除するためには、サイトの利用規約の違反行為を立証する方法があります。
そのため、弁護士はサイトの利用規約を読み解き、運営に対して適切な手続きをとらなければいけません。
サイトの利用規約の読解を得意とする弁護士を探すことは困難ですので、弁護士に直接相談する際に確認しましょう。
頼みたい弁護士3:ネット関連の法律やシステムに詳しい弁護士
弁護士にも得意なジャンルや不得意なジャンルはあります。
ネットトラブルを解決するためには、ネット関係の法律の知識やシステム的な知識も必要となるケースが多いです。
例えば以下のような知識が解決に求められます。
ITに関する知識 |
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法律 |
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以上のような知識のある弁護士に楽天トラベルの口コミ削除を依頼できれば、削除の成功率は格段に向上します。
基本情報技術者試験、応用情報技術者試験などの資格の有無や法律事務所の公式ホームページの業務内容を参考にすれば、ネットに強い弁護士か判断可能です。
公式ホームページはよく確認するようにしましょう。
まとめ
楽天トラベルの口コミは以下の3つの方法で削除できましたね。
- 口コミを非表示にする方法
- 運営に口コミの規約違反を報告し削除を待つ方法
- 口コミ投稿者に依頼して削除させる方法
削除を依頼する際は利用規約をもう一度確認しておきましょう。
焦りや不安で理解が追い付かなくなってしまったら、弁護士に相談・依頼するのも一つの手です。
また、ネガティブなお客さまの声が投稿されてしまった場合、なぜそのような口コミが投稿されたのか原因を知ることが大切ですよ。
原因を知ることで、よりお客さまに満足いただける施設に近づくことができるためです。
ネガティブな口コミも業務を改善できる材料にする心持ちで、楽天トラベルを利用しましょう。
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