みん就の掲示板の書き込み削除依頼方法をまるごと解説

この記事はみん就の悪質な投稿に削除依頼を出すための方法を解説する記事です。

みん就で就活してたら、掲示板で嫌がらせを受けていた

就活で忙しい中、このような書き込みが行われると、人によっては進路にも影響を及ぼすほど悩むかもしれません。

そこで今回は みん就の悪質な投稿を削除を依頼するための方法を解説していきます。

削除できる投稿を見分ける基準を紹介するので、どんな投稿ならば削除できるのかも理解できますよ。

それでは、みん就の悪質な投稿を削除する方法について徹底解説していきます。

 

みん就の投稿は本当に削除できるのか

みん就だと企業なども絡んでいるので、情報削除のためだかなんだかで、削除もできなそうなイメージがあります。
國次 将範
大丈夫です。みん就の悪質な投稿は適切な削除依頼を送ることができれば、削除することができます。

まずはみん就の削除に対する姿勢から確認しておきましょう。

第4条(弊社の権利)
1.メンバーが前条各号の行為その他本規約に違反する行為を行ったと弊社が判断した場合、弊社は、メンバーの故意・過失を問わず、事前に通告することなく、次の措置をとれることとします。
(中略)
(3)該当する投稿の削除
2.前項第(3)号の削除については、本規約に明らかに違反する投稿のほか、そのおそれのある投稿および当該禁止事項に該当する投稿の情報を求める投稿も対象に含まれるものとし、削除するか否かの判断は弊社が行うものとします。弊社は、削除理由の開示はしません。

以上から、みん就運営会社は、 ユーザーが規約に違反する投稿を行った場合、問題の投稿を削除できることが分かります。

規約違反の投稿だけではなく、違反の疑いのある投稿やその投稿の情報を求めようとする投稿も削除の対象です。

 

また、みん就運営は以下のように投稿の監視・管理を行っているわけではありません。

第9条(弊社の免責等)
(中略)
5. 弊社は、掲示板への投稿(中略)について調査する権利を持ちますが調査義務を負わないものとします。

運営による投稿の調査は義務ではないで、積極的に投稿を監視・管理していません。

つまり、運営の方で投稿の内容を常時チェックして削除をしてくれるわけではない のです。

このように、運営が動かないので、みなさんの方から違反を通報する必要があります。

 

また、投稿を削除する前には、相手が違反行為を行ったという証拠を保存しておく必要があります。適切な証拠保存方法をもとに保存して、削除の準備をしておきましょう。

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規約引用元:みん就(みんなの就職活動日記) – 就活・新卒採用のクチコミサイト

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投稿がみん就の規約違反にあたるか確認する

みん就運営が削除する投稿は規約に違反している投稿 でしたね。それでは実際にどんな規約があるのか見ていきましょう。

第3条(メンバーの禁止事項)
弊社が提供するサービスでは、下記の行為は禁止します。
(1)他者の誹謗中傷その他他者の名誉または信用を毀損する行為
(2)他者の個人情報や他者に属する著作物を、当該人物の許可なく、楽天みん就への掲載その他の方法により公表または第三者に送付、伝達もしくは開示する行為
(3)楽天みん就の掲載内容(記事、写真、イラスト、他の利用者の投稿を含みますが、それに限られません。)を他に利用、転載または再配布する行為
(中略)
(5)前各号のほか、他者の権利または利益を侵害する行為(ストーカー、営業妨害、ジャンクメールの送信等全てを含みます。)
(6)法令違反(犯罪行為を含みますが、それに限られません。)またはそのおそれのある全ての行為
(7)公序良俗に反する行為、他の利用者を不快・不安にする行為、またはそのおそれのある全ての行為
(8)政治活動や宗教活動、またはそれらにつながる行為
(9)自らの身分や出所を偽る、あるいは不明にする行為

引用元:楽天みん就メンバー規約「第3条(メンバーの禁止事項)」

みん就の禁止事項は全部で12項ありますが、今回は関係のありそうなものをピックアップしました。

規約に違反しているケースに分けて解説していきます。

こんなに難しい約束事ばかりなんですね。
國次 将範
具体的なケースに分けて、どんな条文が当てはまるか見ていきましょう。

 

規約違反ケースその1:誹謗中傷

誹謗中傷とは、特定の人物に向けて悪口や暴言を放つことです。

近年ではネットトラブルとして誹謗中傷が取り上げられるケースが多くなっています。

この誹謗中傷は以下のように、楽天みん就メンバー規約の規約違反行為にあたる行為です。

第3条(メンバーの禁止事項)
弊社が提供するサービスでは、下記の行為は禁止します。
(1)他者の誹謗中傷その他他者の名誉または信用を毀損する行為
(中略)
(7)公序良俗に反する行為、他の利用者を不快・不安にする行為、またはそのおそれのある全ての行為

引用元:楽天みん就メンバー規約「第3条(メンバーの禁止事項)」

みん就では誹謗中傷自体を禁止しており、誹謗中傷は公序良俗に反する迷惑行為です。

ゆえに、誹謗中傷を受けた場合は、禁止事項の第1項と第7項に該当するとして、通報しましょう。

 

誹謗中傷とみなせる基準

文章のニュアンスによっては誹謗中傷とみなせない場合もあります。

「○○がダメ」「○○が嫌い」といった単に否定的な文章の場合は、誹謗中傷と見なされにくいです。

「死ね」「殺す」といった 相手の存在を脅かすような発言は誹謗中傷に該当する可能性が高くなります。

 

また、誹謗中傷は法律に違反する行為として扱うこともできます。

誹謗中傷は権利侵害として、「名誉毀損罪」「侮辱罪」「信用毀損罪」「業務妨害罪」「脅迫罪」「プライバシーの侵害」に 該当するケースも少なくありません。

基礎知識をふまえて、投稿削除に備えておきましょう。

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規約違反ケースその2:個人情報流出

ネットトラブルの中では、勝手に個人情報を書き込まれてしまうケースもあります。

個人情報の流出は以下の楽天みん就メンバー規約に反する違反行為です。

第3条(メンバーの禁止事項)
弊社が提供するサービスでは、下記の行為は禁止します。
(中略)
(2)他者の個人情報や他者に属する著作物を、当該人物の許可なく、楽天みん就への掲載その他の方法により公表または第三者に送付、伝達もしくは開示する行為
(中略)
(5)前各号のほか、他者の権利または利益を侵害する行為(ストーカー、営業妨害、ジャンクメールの送信等全てを含みます。)
(6)法令違反(犯罪行為を含みますが、それに限られません。)またはそのおそれのある全ての行為
(7)公序良俗に反する行為、他の利用者を不快・不安にする行為、またはそのおそれのある全ての行為

引用元:楽天みん就メンバー規約「第3条(メンバーの禁止事項)」

個人情報流出させることは特に第2項に違反する行為となっています。第2項は勝手に個人情報を公開することを禁止しているものです。

他にも、プライバシーの権利を侵害する行為、権利を侵害する法令違反行為、他人を不快・不安にする行為に該当する場合もあります。

状況に合わせて、第2項、第5項、第6項、第7項から投稿が違反しているものを選びましょう。

 

個人情報の流出について

「実名が記載されている」「住所・電話番号が勝手に書き込まれた」 といった場合であればすみやかに通報した方が良いです。

しかし、どんな個人情報流出でも問題に問えるわけではありません。

イニシャルや学籍番号・社員番号といった情報の組み合わせは、 間接的であるとして個人情報とみなされないケースもあります。

本当に個人情報の流出に問えるかどうか心配なときは、弁護士に相談してみましょう。

 

規約違反ケースその3:権利侵害

権利侵害とは、法律で守られている権利が誹謗中傷・個人情報公開などによって違法に侵害される行為のことです。

すでに弁護士と相談しており、問題の投稿が権利侵害として問われるものと判明しているケースもあります。

そのような場合は、その旨を告げてすみやかに通報しましょう。権利侵害は以下のように規約違反行為です。

第3条(メンバーの禁止事項)
弊社が提供するサービスでは、下記の行為は禁止します。
(中略)
(5)前各号のほか、他者の権利または利益を侵害する行為(ストーカー、営業妨害、ジャンクメールの送信等全てを含みます。)
(6)法令違反(犯罪行為を含みますが、それに限られません。)またはそのおそれのある全ての行為

引用元:楽天みん就メンバー規約「第3条(メンバーの禁止事項)」

通報時には、問題の投稿が第5項と第6項に触れていると添えます。

まだのときは弁護士に相談して、権利侵害に問えるかどうか相談しておきましょう。

 

規約違反ケースその4:ネットストーカー

みん就の体験記では個人情報を多めに公開される傾向があります。

一部の人間がサイト上に公開している本名や住所などの個人情報をもとに、ストーカー行為に及ぶ可能性もあるので、注意が必要です。

もし、ストーカー行為に関する行為が投稿に含まれる場合、以下の項目に反する行為として違反報告しましょう。

第3条(メンバーの禁止事項)
弊社が提供するサービスでは、下記の行為は禁止します。
(中略)
(5)前各号のほか、他者の権利または利益を侵害する行為(ストーカー、営業妨害、ジャンクメールの送信等全てを含みます。)
(6)法令違反(犯罪行為を含みますが、それに限られません。)またはそのおそれのある全ての行為
(7)公序良俗に反する行為、他の利用者を不快・不安にする行為、またはそのおそれのある全ての行為

引用元:楽天みん就メンバー規約「第3条(メンバーの禁止事項)」

このように、ネットストーカーは権利侵害や迷惑行為に該当する可能性があり、第5項や第6項、第7項に該当する可能性が高いです。

通報するときは、その旨を添えて通報しましょう。

 

規約違反ケースその5:なりすまし

みん就では、自分になりすました別人が投稿を行う可能性もあります。

このような「なりすまし」に関しても、以下の通り規約違反です。

第3条(メンバーの禁止事項)
弊社が提供するサービスでは、下記の行為は禁止します。
(中略)
(7)公序良俗に反する行為、他の利用者を不快・不安にする行為、またはそのおそれのある全ての行為
(中略)
(9)自らの身分や出所を偽る、あるいは不明にする行為

引用元:楽天みん就メンバー規約「第3条(メンバーの禁止事項)」

このように「なりすまし」投稿は違反行為ですので、その旨を運営に通報しましょう。

 

規約違反を確認したら通報して削除依頼

規約に違反してそうな部分がいくつか見つかりました。
國次 将範
あとはその部分を削除理由と一緒に通報しましょう。

投稿が規約に違反している箇所が見つかったら、違反報告を行い、投稿の削除を依頼します。

以下の流れで投稿の削除依頼を送信しましょう。

  • ステップ1:削除依頼フォームにアクセスする。
  • ステップ2:所属、名前、メールアドレス、電話番などの連絡先を記入
  • ステップ3:掲示板名、URL、投稿者に関する情報など、削除依頼の項目を記入
  • ステップ4:削除理由を記入
  • ステップ5:確認画面で記入内容を確認したら、送信

すべての記入欄に対して、正確に記入していきましょう。

基本的には案内通りに簡単に記入できる内容ですが、「削除理由」の記入にはコツがあります。

 

「削除理由」記入のコツ

削除理由とは、「表現の自由」で保障されている投稿内容を削除できるだけの理由を指します。適当な理由では、削除の対象外となりかねません。

削除理由など滅多に記入する機会はなく、執筆するのは困難であるため、以下のテンプレをもとに記入していきましょう。

 

「書き込みの中で問題である部分をお書き下さい」には以下のように記入していきます。

投稿の「○○(コピペ)」という部分が問題です。

こちらは問題の表現のコピペの十分です。

 

次は「問題の内容を具体的にお書き下さい。」の欄を記入していきます。

以上の投稿は誹謗中傷(or個人情報or権利侵害など)を含む投稿です。
このような私に向けられた悪口・暴言は迷惑行為でもあり、
禁止事項のRakutenみん就規約の第3条(禁止事項)の第1項と第7項に
該当する違反行為となっています。この投稿により、私個人だけではなく、家族や友人にもあらぬ噂により、
風評被害を受けています。
削除のご検討の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

削除するのかを利用規約をもとに具体的に説明することと、被害がある場合はそれをそのまま記入することが重要です。

 

注意点:問題の投稿は一件ずつ対処

複数の投稿が問題となる可能性もあります。

そのような場合、一度の削除依頼ですべての投稿を依頼するのではなく、一件ずつ依頼しましょう。

なぜなら、みん就運営が事態に対処するにあたり、一件ずつ投稿を特定する必要があるためです。

手間はかかりますが、みん就では一つの投稿に対して、一つの投稿削除依頼を臆しましょう。

 

削除依頼が失敗したら弁護士へ

削除には平均して1週間~2週間程度かかります。
1ヶ月以上過ぎてしまった場合は、削除が失敗したと考えた方が良いです。

もし削除依頼が失敗したらと不安に思う方もいるかもしれません。最終手段として弁護士への依頼がありますので、ご安心ください。

 

弁護士に依頼する際の流れ

みん就の投稿削除に失敗した場合、自力での削除依頼が不安な場合などは弁護士に投稿の削除を依頼しましょう。

弁護士への依頼は精神的な負担が減るので、おすすめの方法です。実際に以下の流れで削除を依頼します。

  • ステップ1:弁護士を探す
  • ステップ2:弁護士を選ぶ
  • ステップ3:法律相談をする
  • ステップ4:弁護士にみん就の投稿削除を依頼する
  • ステップ5:弁護士が交渉・訴訟を行う
  • ステップ6:弁護士による投稿削除が完了する

弁護士に依頼しても投稿削除が失敗する可能性がありますが、最善の結果を残してくれるケースが多いです。

詳しい依頼方法や必要となる費用・日数を押さえて、弁護士に依頼しましょう。

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ネットに強い弁護士に依頼する

弁護士に依頼するときのコツはありますか?
國次 将範
ネットに強い弁護士に依頼すれば、よりスムーズに投稿を削除してもらえますよ。

みん就投稿の削除はネットに強い弁護士に依頼しましょう。

ネットに強い弁護士とは、みん就などのネット上で起きる問題解決に特化した弁護士のことです。

ネットに弁護士に依頼するメリットは以下の通りです。

  • メリットその1:誹謗中傷を法的に立証できる
  • メリットその2:利用規約の読解やネット関連の法律に強い
  • メリットその3:難しい交渉でも引き受けてくれる
  • メリットその4:問題の早期解決を実現できる

ネットトラブルに特化していることがわかりますね。

ネットに強い弁護士に依頼すれば、他の弁護士に依頼するケースと比べて、以上のようなメリットがあります。

なるべくネットに強い弁護士を探して、そちらに依頼するようにしましょう。

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まとめ

みん就の投稿は上記の流れで、規約違反の有無を確認してから、投稿の削除依頼を出すようにしましょう。

仮に投稿の削除ができなかった場合でも、弁護士に依頼すれば、投稿を削除してもらえる可能性があります。

また、規約違反の有無が自力で判断するのが困難な場合、弁護士に相談すると良いです。

それでは、実際にみん就の投稿に削除依頼を出しましょう。

誹謗中傷対策
この記事の監修者

インターネットの誹謗中傷対策、削除の専門家。5ちゃんねるを始めとする、各種書き込みの削除、下位表示させるプロ。特に企業案件を得意とし、ネガティブな口コミ、サジェストキーワードを常に監視、対策している。携わった案件は1,000以上。お困りの場合は、以下↓LINEからお気軽にお問い合わせください。

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