この記事はTogetter(トゥギャッター)に転載されたツイートへの対処方法を徹底解説するものです。
自分が呟いたツイートが自分の知らないところで紹介されているのは気持ちが悪いですよね。
そこで今回は、Togetterでまとめられた時の対処方法を紹介していきます。
削除方法・まとめられないための対処方法についても解説してきますので、Togetterの勝手な行為に歯止めをかけることが可能です。
さらに、規約や運営会社についてもふれるので、運営元に関する不安や疑問も解消できますよ。
それでは、Togetterでまとめられた時の対処方法を紹介するので、実践していきましょう。
Togetterで勝手にまとめられた時の削除方法
まずはTogetter上のツイート削除方法です。
Togetterに転載されているツイートは簡単に削除することができます。
- 方法その1:Togetterにログインをして削除する方法
- 方法その2:規約を元に規約違反として削除依頼を出す方法
転載されているツイートを削除したいだけという場合であれば、簡単な一番目からお試ください。
2番目はツイートだけではなく、記事の内容も問題という深刻な場合に有効な方法です。
状況に応じて、使い分けてくださいね。
方法その1:Togetterにログインをして削除する方法
以下のステップで削除していきましょう。
- ステップ1:Togetterに右上からログイン(https://togetter.com/)
- ステップ2:ウィンドウが表示されたら、「Twitterを経由してTogetterにログイン」をクリック・タップ
- ステップ3:認証画面が表示されるのでユーザー名・パスワードを入力して「連携アプリを認証」
- ステップ4:Togetterに戻り、ツイート転載がある記事を表示
- ステップ5:記事の右上にある「メニュー」をクリック・タップ
- ステップ6:「ツイートを削除する」をクリック・タップ
- ステップ7:削除完了
ステップが多いですが、5分もあれば完了する簡単な作業です。
削除を始める前に、まずはTogetterにログインする必要があります。ログインはパソコンでもスマートフォンでもどちらでも大丈夫です。
ログインの表示が小さいのでスクリーンショットでも紹介します。ログインは「ページ右上」です。
ログインしようとすると、以下の画面が表示されるので、
連携アプリを認証し、ログインが完了したら、問題のツイートがあるページを開きます。
こちらのボタンですね。
クリック・タップすると、メニューが表示されるので「ツイートを削除する」を選んでください。すると、Togetterの転載ツイートは削除されます。
ツイート削除の流れは以上で完了です。
スクリーンショット参照元:Togetter
方法その2:規約を元に規約違反として削除依頼を出す方法
こちらの方法は、事態がより深刻な場合に有効です。
例えば、記事内で自分のツイートを取り上げて、誹謗中傷されたというようなケースですね。
Togetter利用規約「第6条 禁止行為について」では、以下のように禁止行為を行う記事・コメントを削除できるとしています。
以下の各行為に該当するとトゥギャッターが判断した場合、トゥギャッターは、そのユーザーに対して事前の通知又は予告をすることなく該当するまとめ若しくは編集又はコメント等の削除若しくは非公開措置、本サービスの利用停止措置又は利用機能制限等の必要な措置を採ることがあります
引用元:Togetter利用規約「第6条 禁止行為について」
要は、「問題があったらTogetter運営はきちんと削除しますよ」と約束しているわけです。
その「問題」とは誹謗中傷や差別などを指します。
この第6条では、そのような問題を「禁止行為」として定義しているのです。
証拠をそろえて準備を整えたら、まずはお問い合わせフォームから、問題の記事を報告しましょう。
誹謗中傷を削除する方法
まとめ記事内でツイートの表現の一部を指して、誹謗中傷を行う行為は利用規約第6条第3項に該当する規約違反です。
4.トゥギャッター若しくは第三者を不当に差別し若しくは誹謗中傷し、又はトゥギャッター若しくは第三者の信用若しくは名誉、プライバシー権、パブリシティ権、肖像権、若しくはその他一切の権利を侵害する行為若しくは侵害するおそれのある行為
引用元:Togetter利用規約「第6条 禁止行為について」
まずはお問い合わせフォームにアクセスしましょう。
Togetterにログインしたら、「お問い合わせの種類」は「特定のまとめについて」を選択し、メールアドレスを記入します。
「内容」には以下の例文をもとに、削除依頼文を記入しましょう。
お世話になっております。
〇〇と申します。
今回ご連絡したのは、まとめ記事内で私に対する誹謗中傷が見受けられたためです。
問題の記事はこちら(URL:〇〇)です。
この記事内で、私のツイート内の発言に対して、「〇〇」と誹謗中傷しています。
精神的な苦痛を感じているため、削除を依頼いたします。
ご検討の程何卒よろしくお願い申し上げます。
削除依頼分はこのように執筆します。
注意点は、 「誹謗中傷だから」といって何でも削除できるわけではないという点です。
誹謗中傷がどんなものなのか、効果的に訴えるためには基礎知識が必要になります。
そちらをふまえてから、この削除依頼文を送信できると、より効果的に削除を依頼できますよ。
簡単に記事内から「報告する」方法
Togetterにログインしたら、記事右上の「メニュー」から「報告する」をクリック・タップすると、以下のようなウィンドウが表示されます。
スクリーンショット参照元:Togetter
どの規約に違反しているか、利用規約の禁止行為を確認したら、問題の行為に近しいものを選択し、「送信する」をクリック・タップしましょう。
一度は確認して!Togetterに削除依頼を出す時の注意点
Togetterに削除依頼を出すうえで、以下のような注意点があります。
- 注意点1:ログイン時にTogetterからDM(ダイレクトメッセージ)が来る
- 注意点2:連携アプリを解除する
- 注意点3:他の記事にもまとめられていないか確認
- 注意点4:利用規約を確認
- 注意点5:利用規約が難しいときは一人で悩まず弁護士に相談
以上5つの注意点は効果的な削除依頼を出すために注意すべき点です。
1つずつ確認していきましょう。
注意点1:ログイン時にTogetterからDM(ダイレクトメッセージ)が来る
Togetterにログインすると、TogetterからみなさんのTwitterアカウント宛にDMが届きます。
このDMの内容は「かんたんログイン」の案内です。
「かんたんログイン」とは、ワンクリックでログインできるURLをTwitterのDM経由で発行する機能です。 PC版で既にログインしているアカウントを、スマートフォンでもログインしたい際などに便利です。
このように簡単にログインする方法を紹介する内容となっているはずです。
ただの通知ですので、ご安心ください。
注意点2:連携アプリを解除する
削除依頼が完了しても、Togetterとの連携は続いています。
この状態は、Togetterに自分のTwitterアカウントの一部に関する使用許可を出している状態です。
連携している状態を快く思わない場合は、以下の方法でTogetterとの連携を解除できます。
【パソコン版】
- ステップ1:Twitterを開く(https://twitter.com/)
- ステップ2:「設定とプライバシー」
- ステップ3:「アプリ連携」
- ステップ4:認証アプリ一覧のTogetterの横にある「許可を取り消す」をクリック
- ステップ5:連携解除完了
【スマホ版】
- ステップ1:「設定とプライバシー」
- ステップ2:「アカウント」
- ステップ3:「Twitterデータ」
- ステップ4:「データ」
- ステップ5:「アカウントアクセス履歴」
- ステップ6:「[アプリ連携]ページ」というリンクをタップ
- ステップ7:Togetterを選択し、「アクセス権を取り消す」をタップ
- ステップ8:連携解除完了
パソコンでの連携アプリの方が簡単であるため、パソコンが手元にある場合は、パソコンでの連携アプリ解除をおすすめします。
注意点3:他の記事にもまとめられていないか確認
Togetter内の他の記事にも自分のツイートがまとめられている可能性があります。
そこで、以下の方法で自分のツイートが転載されている記事がないか検索しましょう。
- ステップ1:自分のユーザー名(@から始まる文字列)をコピペ
- ステップ2:Googleで「site:togetter.com (ユーザー名)」と記入して検索
- ステップ3:検索結果に表示されたTogetterまとめ記事をクリック・タップ
- ステップ4:削除依頼を出す
他の記事にまとめられていた場合も同様に、削除依頼を出していきましょう。
また、NAVERまとめで無断転載ツイートがある場合も削除可能です。
同様に削除依頼を出しましょう。
注意点4:利用規約を確認
「方法その2:規約を元に規約違反として削除依頼を出す方法」のように規約をもとに削除依頼を出す場合は、利用規約を熟読する必要があります(https://togetter.com/info/terms)。
利用規約の中で特に確認してほしい場所は、削除に関する約束が記載されている以下の項目です。
- 「第2条 本サービス利用上の注意」
- 「第6条 禁止行為について」
- 「第9条 本サービス機能の運営」
必ず確認してから、削除依頼を出すようにしましょう。
注意点5:利用規約が難しいときは一人で悩まず弁護士に相談
いかなるサイトであっても利用規約は非常に難解と感じる方は多いです。
そこで、利用規約を解釈し、適切な削除依頼文を考案してくれる弁護士に相談することをおすすめします。
また、弁護士に相談できれば、法律的な視点から削除を依頼することも可能です。
弁護士を探したら、Togetterの問題記事に関する相談を行いましょう。
相談するだけならば、高額な弁護士費用を請求されることはありませんよ。
気軽に相談しましょう。
二度とTogetterにまとめられたくない!ブロックする方法
同様のユーザーによって自分のツイートがまとめられる可能性がないとは限りません。
その予防策として、Togetter内で問題のユーザーをブロックする機能が利用します。
ブロックされたユーザーは、つぶやきがまとめられなくなりますよ。
まずはツイートが転載されているまとめ記事を開き、記事をまとめたユーザーのユーザー名をクリック・タップしましょう。
すると、そのユーザーがまとめた記事の一覧ページが表示されます。
その右サイドに以下のようにユーザーに関する情報があります。
「フォローする」の横にある「▼」をクリック・タップします。
「ブロックする」をクリック・タップしたら、ユーザーのブロックは完了です。
スクリーンショット参照元:Togetter
運営会社はどこ?著作権はどうなってるの?
Togetterの運営会社は吉田 俊明氏が設立した「トゥギャッター株式会社」です(http://togetter.co.jp/)。
トゥギャッター株式会社は2010年にウェブサービス・Togetterを元に設立されたWEB IT・ソフトウェア開発会社です。
会社の所在地は東京都千代田区神田淡路町で、総従業員数は20名以上を数えます。
利用規約を見る限り、各記事の管理義務はユーザーに委ねられていおり、会社には記事に関する明確な管理義務はありません。
ゆえに、規約に違反しているようなまとめ記事を放置してあるからといって、運営を責めることは難しいでしょう。
したがって、まとめ記事に関する責任を問いたい場合は、 その記事をまとめたユーザーに問い合わせるほかありません。
Togetterの著作権について
Togetter上にあるツイートの著作権はTwitterの許可を得ているものです。
1.ユーザーが本サービスにおいてまとめるTwitter上の各投稿に関する著作権については、トゥギャッターがTwitterから利用許諾を得ています。ユーザーは、トゥギャッターが利用することができるTwitter上の投稿を、トゥギャッターの履行補助者として、まとめているにすぎません。
要は、「ツイートを無断転載しているわけではない」ということです。
この条文がある以上、Twitter上の著作権の問題の責任を取ってもらうのは困難となります。
つまり、無断転載として記事を報告することはできないので、誹謗中傷・差別・セクハラ行為のような禁止行為を犯しているとして記事を報告しましょう。
記事を報告したい場合は、「方法その2:規約を元に規約違反として削除依頼を出す方法」を参考にして、削除依頼を出しましょう。
まとめ
「注意点」を確認したら、Togetter上のツイートを以下のいずれかの方法で簡単に削除していきましょう。
- 方法その1:Togetterにログインをして削除する方法
- 方法その2:規約を元に規約違反として削除依頼を出す方法
掲載されているツイートを削除したいだけならば、方法その1で大丈夫です。
しかし、ツイートを転載された上に記事内で名誉毀損・侮辱・差別などの権利侵害を受けている場合、方法その2で運営に報告する必要があります。
ツイートの著作権に関しては、Twitterに許可を得ているものとされており、無断転載と扱いにくいです。
そのため、弁護士などと相談しながら、不正に権利を侵害された権利侵害として、記事の削除依頼を出しましょう。
当メディアはTogetterで転載された不安が少しでも解消されることを祈っております。
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