価格.comの口コミは簡単に削除可能です。
価格.comにはクチコミ掲示板もあり、口コミの情報は瞬く間に拡散されるため、焦りますよね。
そこで、この記事では価格.comの口コミを今すぐ削除する方法を紹介していきます。
それでも、口コミ削除方法、削除できなかった場合、価格.comのクチコミ削除体制について見ていきましょう。
価格.comで削除できる口コミには条件あり
価格.comに投稿されている口コミは、どんなものでも削除できるわけではありません。
削除できる口コミには条件があります。
価格.comの場合、口コミには少なくとも2種類があります。
価格.comのユーザー同士で会話ができる「クチコミ掲示板」と製品を使用した感想を投稿できる「ユーザーレビュー」の2種類です。
クチコミ掲示板とユーザーレビューの2パターンに分けて、口コミ削除条件を解説していきます。
クチコミ掲示板に投稿された口コミの削除条件
クチコミ掲示板の口コミ削除条件は以下の通りです。
1.本サービスの趣旨から逸脱した書き込み内容
2.コンピュータウイルスなど、有害なプログラム・スクリプトの類を含む書き込み内容
3.著作権、著作者人格権、商標権等の知的財産権、プライバシー権等、他者の権利又は利益を侵害する書き込み内容
4.他者への誹謗中傷、揶揄、攻撃又はこれに準ずると当社が判断した書き込み内容及び当該内容が記載された外部サイトへのリンク等を掲載する書き込み内容
5.犯罪予告、犯罪の指南など犯罪に結びつく、又はこれを助長する書き込み内容6.法令や公序良俗に反する書き込み内容
7.性的嫌悪感を催す書き込み内容
8.重大な危険行為に結びつく、又は助長する書き込み内容
9.営利目的や個人的な売買・譲渡を持ちかける書き込み内容
10.宣伝行為を伴う書き込み内容11.他者のサイト、書籍、雑誌、広告等の媒体から許可無く転用した書き込み内容
12.評価や評判を意図的に操作する行為、又はそれに準ずると当社が判断した書き込み内容
13.当社の認めない第三者より金品などの対価を受けることを目的として投稿された書きこみ内容
14.本サービス又は当社のサービスを妨げる内容、又は妨げる行為により投稿された書き込み内容
15.虚偽の書き込み内容16.わいせつ物及び児童ポルノに該当する書き込み内容
17.売春・買春を助長する書き込み内容
18.覚せい剤、麻薬等薬物の使用を助長する書き込み内容
19.他人の名義を騙る書き込み内容
20.青少年に対し、飲酒、喫煙、ギャンブル等を奨励する書き込み内容21.不健全な出会いを目的とする書き込み内容、又は出会いを助長、誘導する書き込み内容
22.不健全な出会いを目的とする個人情報や連絡先を含む書き込み内容
23.当社が不適切と判断し削除した内容を再び投稿する書き込み内容
24.その他、当社が不適当と判断した内容又は行為により投稿された書き込み内容
この条件に該当する口コミは価格.comによって削除されます。
ここは「違反を報告したい」というモチベーションを維持して、照らし合わせていきましょう。
ケース1:この口コミは名誉毀損・誹謗中傷じゃないか?
「Aは犯罪者」「Bは馬鹿だ」といった典型的な名誉毀損・誹謗中傷は法律で守られている権利を侵害する 「権利侵害」に該当する犯罪行為です。
そのような口コミはさきほどの削除条件と照合すると、以下のような条件に該当します。
第3項「著作権、著作者人格権、商標権等の知的財産権、プライバシー権等、他者の権利又は利益を侵害する書き込み内容」
第4項「他者への誹謗中傷、揶揄、攻撃又はこれに準ずると当社が判断した書き込み内容及び当該内容が記載された外部サイトへのリンク等を掲載する書き込み内容」
第6項「法令や公序良俗に反する書き込み内容」
このような条件に該当する規約違反の口コミとして、価格.comに報告しましょう。
誹謗中傷にあたる言葉については下記記事で解説しています。
ケース2:暴言を含む口コミをなんとか削除したい
そのような口コミは削除の対象となります。
暴言を含む口コミの場合もケース1と似たような条件で報告可能です。
第3項「著作権、著作者人格権、商標権等の知的財産権、プライバシー権等、他者の権利又は利益を侵害する書き込み内容」
第4項「他者への誹謗中傷、揶揄、攻撃又はこれに準ずると当社が判断した書き込み内容及び当該内容が記載された外部サイトへのリンク等を掲載する書き込み内容」
第6項「法令や公序良俗に反する書き込み内容」
暴言は侮辱罪とも判断できる犯罪行為となります。
さらに、暴言は名誉毀損同様に名誉という権利を傷つける権利侵害行為です。
このような口コミは見つけ次第、価格.comに報告しましょう。
ケース3:個人情報が含まれている口コミとみなせる
個人情報が含まれている口コミは「プライバシーの侵害」と呼ばれる立派な法律違反です。
そのため、以下のような条件に該当します。
第3項「著作権、著作者人格権、商標権等の知的財産権、プライバシー権等、他者の権利又は利益を侵害する書き込み内容」
第6項「法令や公序良俗に反する書き込み内容」
第22項「不健全な出会いを目的とする個人情報や連絡先を含む書き込み内容」
個人情報を投稿されてしまった場合、すぐに価格.comに報告しましょう。
ユーザーレビューに投稿された口コミの削除条件
今度はユーザーレビューに投稿された口コミの削除条件です。
1.本サービスの趣旨から逸脱した書き込み内容
2.コンピュータウイルスなど、有害なプログラム・スクリプトの類を含む書き込み内容
3.著作権、著作者人格権、商標権等の知的財産権、プライバシー権等、他者の権利又は利益を侵害する書き込み内容
4.他者への誹謗中傷、揶揄、攻撃又はこれに準ずると当社が判断した書き込み内容及び当該内容が記載された外部サイトへのリンク等を掲載する書き込み内容
5.犯罪予告、犯罪の指南など犯罪に結びつく、又はこれを助長する書き込み内容6.法令や公序良俗に反する書き込み内容
7.性的嫌悪感を催す書き込み内容
8.重大な危険行為に結びつく、又は助長する書き込み内容
9.営利目的や個人的な売買・譲渡を持ちかける書き込み内容
10.宣伝行為を伴う書き込み内容11.他者のサイト、書籍、雑誌、広告等の媒体から許可無く転用した書き込み内容
12.同一の人物もしくは団体等による、同一製品あるいはサービスに対して、複数回投票・投稿する書き込み内容
13.評価や評判を意図的に操作する行為、又はそれに準ずると当社が判断した書き込み内容
14.当社の認めない第三者より金品などの対価を受けることを目的として投稿された書き込み内容
15.本サービス又は当社のサービスを妨げる内容、又は妨げる行為により投稿された書き込み内容16.虚偽の書き込み内容
17.わいせつ物及び児童ポルノに該当する書き込み内容
18.売春・買春を助長する書き込み内容
19.覚せい剤、麻薬等薬物の使用を助長する書き込み内容
20.他人の名義を騙る書き込み内容21.青少年に対し、飲酒、喫煙、ギャンブル等を奨励する書き込み内容
22.不健全な出会いを目的とする書き込み内容、又は出会いを助長、誘導する書き込み内容
23.不健全な出会いを目的とする個人情報や連絡先を含む書き込み内容
24.当社が不適切と判断し削除した内容を再び投稿する書き込み内容
25.その他、当社が不適当と判断した内容又は行為により投稿された書き込み内容
そのため、クチコミ掲示板とは違った削除パターンとなります。
ケースに分けて、削除できるパターンを考えていきましょう。
ケース1:誹謗中傷・名誉毀損・権利侵害で報告したい
ユーザーレビューの口コミを誹謗中傷・名誉毀損・権利侵害で報告したい場合、以下の条件を添えて、価格.comに報告しましょう。
第3項「著作権、著作者人格権、商標権等の知的財産権、プライバシー権等、他者の権利又は利益を侵害する書き込み内容」
第4項「他者への誹謗中傷、揶揄、攻撃又はこれに準ずると当社が判断した書き込み内容及び当該内容が記載された外部サイトへのリンク等を掲載する書き込み内容」
第6項「法令や公序良俗に反する書き込み内容」
誹謗中傷・名誉毀損・権利侵害はこのような削除条件に該当します。
ケース2:ライバル他社による意図的な印象操作
ライバル他社による攻撃を規約違反として報告することもできます。
第13項「評価や評判を意図的に操作する行為、又はそれに準ずると当社が判断した書き込み内容」
第14項「当社の認めない第三者より金品などの対価を受けることを目的として投稿された書き込み内容」
第15項「本サービス又は当社のサービスを妨げる内容、又は妨げる行為により投稿された書き込み内容」
第16項「虚偽の書き込み内容」
意図的な印象操作は以上のような削除条件に合致する規約違反行為です。
弁護士と相談して不正競争防止法の適用など法的措置を検討しても良いです。
また、場合によっては以下のような条件に該当するケースもあります。
第12項「同一の人物もしくは団体等による、同一製品あるいはサービスに対して、複数回投票・投稿する書き込み内容」
もし他社からの攻撃の意図が明確な場合、規約違反として価格.comに報告しましょう。
ケース3:企業秘密・機密事項が公開されてしまった
企業秘密・機密事項が公開されてしまった場合は以下のような削除条件に該当するとして、口コミを報告しましょう。
第3項「著作権、著作者人格権、商標権等の知的財産権、プライバシー権等、他者の権利又は利益を侵害する書き込み内容」
第15項「本サービス又は当社のサービスを妨げる内容、又は妨げる行為により投稿された書き込み内容」
価格.com側でも
一般公開前の非公開情報・機密情報が価格.comに投稿され、削除を希望される場合、以下のフォームにしたがってご連絡ください
と機密情報の削除を推奨しています。
引用元:価格.com – 価格.com ご利用ガイド 書き込み削除の申し立てについて
価格.comの口コミを削除する方法・手順
利用規約違反を報告すれば、価格.comの審議次第で口コミを削除することが可能です。
規約違反の報告はクチコミ掲示板のお問い合わせフォームまたはユーザーレビューのお問い合わせフォームから行います。
このようにクチコミ掲示板とユーザーレビューでは、違反を報告する場所が異なるので注意しましょう。
その後の記入項目は同様ですので、ステップに分けて解説していきます。
ステップ1:必要事項の記入
「お問い合わせ種別」は レビュー削除依頼(本人)または 不適切なレビューの報告を選択します。
「メールアドレス」は日中でも受信をすぐに確認できるアドレスがおすすめです。
「書き込み番号」(ユーザーレビューの場合は「レビュー番号」)は該当する口コミの番号を記入します。
ステップ2:「お問い合わせ内容の詳細」に規約違反と削除理由を記入
【不適切と判断された箇所とその理由】に続けて、規約違反の報告と削除理由を記入していきます。
以下のような例文の流れに沿って、記入していきましょう。
価格.comご担当者様
お世話になっております。
○○(企業名)の○○と申します。
この度は、当社製品の口コミ掲載欄に掲載されている口コミの規約違反のご報告ならびに口コミの削除を依頼させていただきたく、連絡いたしました。
対象の口コミは、ユーザーネーム「○○」が投稿日「○○」に投稿したものです。
(口コミ内容のコピペ)
この口コミは誹謗中傷・名誉毀損に該当する口コミです。
特に口コミの「○○」という内容・表現は、
クチコミ掲示板利用規約の第3項「著作権、著作者人格権、商標権等の知的財産権、プライバシー権等、他者の権利又は利益を侵害する書き込み内容」
第4項「他者への誹謗中傷、揶揄、攻撃又はこれに準ずると当社が判断した書き込み内容及び当該内容が記載された外部サイトへのリンク等を掲載する書き込み内容」
第6項「法令や公序良俗に反する書き込み内容」
に該当します。
この表現・内容により、当社の社員が精神的な苦痛を受けておりますので、内容の修正・削除していただきたく存じます。
当施設としましては、すでに弁護士による法的措置の依頼を検討しております。
つきましては、何卒削除のご検討のほどよろしくお願い申し上げます。
ポイントは 口コミのどの表現が規約に違反しているかを説明する点です。
違反箇所を示して、規約とセットで説明できると良いです。
ステップ3:確認して送信
「上記内容に同意した上で、記入した内容を確認する」をクリックし、内容を確認してから、価格.comに送信しましょう。
削除の成否がわかるまで平均で2週間程度がかかります。
しかし、あまりに返答が遅い場合、価格.comからの応答がない場合は、次に紹介する方法を試しましょう。
価格.comの口コミが削除ができない場合の対処法
価格.comの口コミが削除できない場合、弁護士に依頼することで口コミを削除できます。
そこで、弁護士に価格.comの削除を依頼する際に必要となる情報を紹介していきます。
弁護士に依頼するメリット
- 価格.comの口コミ削除依頼全体の流れがスムーズ
- 法的な手続きが必要になっても知識と経験が豊富
- 口コミ削除を交渉・訴訟を組み合わせる臨機応変さ
- 価格.com口コミ削除がいつ終了するか分かる
- 口コミ削除で起こりうる余計なトラブルを回避
- 証拠の準備をサポート
- 削除を弁護士に任せて、普段と変わらない実生活を送ることが可能
- 精神的負担の軽減
詳しくは以下の記事で解説していますので、ご確認ください。
製品を開発・製造した企業のイメージにも関わる問題です。いくら口コミを削除するだけといえどあなどれません。
また、価格.comの口コミ削除を弁護士に依頼すれば、知識や経験の不足から不安を解消できるだけでなく、法的知識を持って優位な立場に立てます。
弁護士に依頼する場合や自力で解決したい場合、業者に比較する場合を比較したい場合は以下の記事を参考にしてみてください。
口コミ削除を弁護士に依頼する際はネットに強い弁護士へ
価格.comの口コミ削除をネットに強い弁護士に依頼するメリットは以下の通りです。
- 誹謗中傷・名誉毀損を法的に立証できる
- 利用規約の読解やネット関連の法律に強い
- 価格.comとの間の交渉も引き受けてくれる
- 得意分野であるため、問題の早期解決を実現できる
以下の記事を参考にして、ネットに強い弁護士に依頼しましょう。
価格.comの口コミ削除を弁護士に依頼する際の流れ
価格.comの口コミ削除を弁護士に依頼した場合の流れをステップで分けると、以下のようになります。
- ステップ1:弁護士を探す
- ステップ2:価格.comの口コミを削除してくれそうな弁護士を選ぶ
- ステップ3:法律相談をする
- ステップ4:弁護士に価格.comの口コミ削除を依頼する
- ステップ5:弁護士が価格.comと交渉・訴訟を行う
- ステップ6:弁護士が口コミ削除を完了する
弁護士に依頼する際の費用は平均して10~20万円、期間は3ヶ月程度とされています。
価格.comの口コミ削除を弁護士に依頼する際の流れの詳細が気になる方は以下の記事を参考にしましょう。
実は価格.com側で口コミを管理している
価格.comは適宜巡回・監視を行い、口コミ内容を管理しています。
巡回・監視の中で、利用規約に反するような口コミは削除しているのです。
大手レビューサイトを中心として、口コミ投稿時に厳密な審査を行うことで、掲載済みの口コミに関しては削除・編集を禁止しているサイトは多いです。
しかし、価格.comの場合は、口コミ削除依頼の「内容と理由を慎重に吟味」する意向があります。
さらに、価格.comでは削除に関するデータをレポート形式で公表しています。
このことから、削除に対しては、比較的に寛容な姿勢を示しているわけです。
クチコミ掲示板の削除レポート
参照元:価格.com「コミュニティ(クチコミ・レビュー)管理の取り組みについて」
クチコミ掲示板の削除レポートから見ていきましょう。
クチコミ掲示板では2019年2月時点で、割合の大半(約7割)を占める削除理由が 掲示板と無関係となっています。
「掲示板と無関係」とは、 対象の製品やカテゴリとは関係のない口コミを削除する際の分類のことです。
件数差はあるが削除申し立ては受け付けている
クチコミ掲示板・削除レポートの「過去12か月の削除件数」に注目すると、 申し立てによる削除よりも 管理による削除の件数の方が圧倒的に多いです。
例えば、2019年2月の「申し立てによる削除」件数は3件であるのに対して、「管理による削除」件数は505件であり、約168倍の件数差となっています。
このことから、口コミ削除の大半は運営の管理によって行われてることが明確です。
しかし、価格.comはきちんと 申し立てによる削除を受け付けています。
申し立てられた削除依頼は慎重に吟味する姿勢があるため、削除依頼の受け付け自体はしているのです。
それでも削除の件数差がある事実に変わりはありません。
単に申し立ての件数が少ないだけなのか、審議によって削除が認められなかったのかは不明瞭です。
ユーザーレビューの削除レポート
参照元:価格.com「コミュニティ(クチコミ・レビュー)管理の取り組みについて」
ユーザーレビューの場合は、 その他の削除理由が過半数を占めています。
その他の削除理由とは、削除理由から 「根拠に欠ける内容」「同一製品複数投稿」「申し立てによる削除」を除いたものです。
「その他の削除理由」にどのような理由が含まれたデータなのかは残念ながらわかりません。
また、ユーザーレビューもクチコミ掲示板の件数と似ており、「申し立てによる削除」件数よりも「管理による削除」件数の方が約78倍多いです。
ユーザーレビューに関しても、価格.comが管理していることが分かります。
まとめ
価格.comの口コミを削除するためには、クチコミ掲示板とユーザーレビューの2パターンに分けて、口コミ削除条件と照合する必要がありました。
削除条件と照合して、条件を満たして規約違反と思しき内容・表現があった場合、お問い合わせフォームから価格.comに報告します。
2週間ほど待って、価格.comからの応答がない場合、弁護士に依頼しましょう。
価格.comの口コミを削除するために、この記事がみなさんの参考となれば幸いです。
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