放置はNG!グーグルマップのネガティブな口コミの削除依頼の手順と3つの対策

「グーグルマップの口コミを削除したい」
「口コミを削除したいけど、難しそうで抵抗がある」
「グーグルマップの口コミのせいで客足が減ってイライラしている、絶対削除したい」

ひょっとしたら、みなさまはこのように悩んでませんか?

今回は、グーグルマップの口コミの削除方法
についてわかりやすくご紹介します。

みなさまのつまづきやすい箇所はカバーしてありますので、ご安心ください。

 

この記事を読むことで次のポイントを理解できます。

・削除方法と手順
・削除に関係するツールの使い方
・削除できない場合の対策3つ
・絶対に削除したいときにすべきこと

このようなポイントを押さえることで悩みが解決できます。

グーグルマップの口コミ削除について、1つ1つ一緒に解決していきましょう。

 

  1. 地図を見る為だけではない!グーグルマップの口コミとは
    1. グーグルマップとは?
    2. グーグルマップの口コミについて
      1. 口コミの投稿方法
      2. 口コミ確認方法
    3. グーグルマップへの口コミ掲載のメリットデメリット
    4. こんな口コミも掲載されてしまう!実際にあったネガティブな口コミ
  2. グーグルマップに投稿されたネガティブな口コミは削除できる?
    1. グーグルのクチコミポリシーに違反する口コミは削除できる
      1. スパムと虚偽のコンテンツ
      2. 関連性のないコンテンツ
      3. 制限されているコンテンツ
      4. 違法なコンテンツ
      5. 露骨な性的コンテンツ
      6. 不適切なコンテンツ
      7. 危険なコンテンツおよび中傷的なコンテンツ
      8. なりすまし
      9. 利害に関する問題
  3. グーグルマップの口コミを削除する方法
    1. 施設または店舗、法人の「オーナー」として、口コミ削除依頼を申請する方法
    2. 「オーナー」として削除する手順
      1. 注意点
    3. 悪質な口コミを見て削除すべきと判断した「第三者」が削除依頼を申請する方法
      1. 手順
      2. 注意点
  4. 口コミが削除できない…そんな時の対策3つ
    1. ネガティブな口コミにも誠心誠意対応
    2. お店のSNSアカウントや公式HP、店舗内の掲示板などで口コミを紹介
    3. 満足度を上げることができるサービスを提供
  5. どうしても削除を諦めたくない!そんな時は弁護士へ
    1. 弁護士が削除できる口コミの条件
    2. 法律に違反している口コミの例
    3. 口コミ削除を弁護士に依頼するメリット
  6. まとめ

地図を見る為だけではない!グーグルマップの口コミとは

参照元:Google マップ

 

まずは、グーグルマップ自体とグーグルマップ口コミについて押さえておきましょう

 

ここからは、次のポイントをご紹介します。

・グーグルマップ
・グーグルマップの口コミについて
・ネガティブな口コミ

この3つのポイントについてご紹介します。

 

グーグルマップとは?

グーグルの検索ボックスに入力した内容に応じて地図を表示する、グーグルのインターネット検索サービスの1つです。

アメリカの多国籍企業であるグーグルが2005年からこのサービスの提供を開始しています。

世界で一番大きなマップサービスで知名度も非常に高いです。ナビとして使用する方も多いですね。


・交通情報を考慮したルート検索
・道路上から撮影したパノラマ写真を閲覧できるストリートビューという特殊な表示モード
・各種施設などの地点データに、レビューを掲載可能

上記3つがグーグルマップの特徴です。

インターネットを始めたばかりの方だと、意外ととっつきににくかったりしますよね。

しかし、操作は非常に簡単です。

 

今回はスマートフォンの操作方法についてご説明します。


・スライドで地図を移動
・二本指を使ってピンチインで縮小
・逆にピンチアウトで拡大

基本的な操作はこの3つだけです。

この3つの操作で手元で交通情報を調べる、周辺のガソリンスタンド、ATMなどの位置情報を調べることができます。

お出かけ先の地名を検索すれば、詳細な位置情報から行き先までのマップ案内、周辺施設の情報などを提供してくれます。

このようにグーグルマップには簡単操作で便利な機能を取り揃えてあります。

 

グーグルマップの口コミについて

グーグルマップでは、施設や店舗などの名称で検索すると、その施設や店舗の詳細な情報と一緒に、過去に利用したユーザーのレビューを掲載できるシステムが存在します。

いわゆる口コミですね。

ここからは、次の3つについてご紹介します。


・投稿方法
・確認方法
・施設、店舗側のメリット&デメリット


1つ1つご説明します。

 

口コミの投稿方法

また、グーグルアカウントを事前に登録しておけば、その口コミの投稿や編集が可能です。

Youtubeやニコニコ動画のように自分のアカウントを登録できますが、グーグルでもグーグルアカウントの登録が可能です。

このグーグルアカウントを使えば、口コミの投稿や編集が可能になります。

口コミの投稿は3ステップで投稿可能な非常に簡単なものとなっています。


・星を5段階で評価
・写真を投稿し、写真にキャプションと呼ばれる言葉での説明を入れることも可能
・説明には文章で口コミを入力


たったの3ステップで口コミが登録できてしまいます。

 

また、グーグルアカウントを実名で登録している場合、口コミの投稿者名は実名になるので、もし実名での投稿を回避したい場合は次のいずれかの方法を試してみてください。


・グーグルアカウントをニックネームで新規作成
・グーグルアカウントの表示名をニックネームに変更


いずれかの方法で実名での投稿を避けることができます。

 

口コミ確認方法

参照元:東京ソラマチ – Google マップ

グーグルアカウントを登録してもしなくても、口コミを見ることができます。

口コミを確認するには、次のステップを踏みましょう。


・グーグルマップを表示
・左上の検索ボックスに検索したいスポットの名称を入力
・検索し、表示されるピンをクリック/タップ
・スポット詳細情報の画面が開くので下にスクロール
・口コミの数をクリック/タップ(上の画像の黄色マーカー)


 

また、最近のアップデートでグーグルマップに口コミの絞り込み検索機能が追加されています。

口コミは、表示上、星(★)の数で表示されます。

この星の数で絞り込み検索が可能で、星3つの評価以上、星4つの評価以上などの絞り込み検索が可能です。

しかし、すべての施設や店舗が絞り込み検索に対応しているとは限りません。

 

口コミ評価で絞り込み検索できる施設や店舗の例は、次の通りです。

・喫茶店
・居酒屋
・病院
・公園
・大学
・高校
・中学校
・小学校
・ジム
・パチンコ
・エステ
・スーパー
・紳士服
・書店
・ホームセンター
・ドラッグストア
・家電
・漫画喫茶
・共同浴場
・ゴルフ場
・引越し
・不動産


逆に口コミ評価で絞り込み検索できない施設や店舗の例もあります。

・税理士
・弁護士
・工務店
・図書館
・学習塾
・クリーニング
・コンビニ
・リフォーム

絞り込み検索がすべての施設や店舗に対応していないとは言えど、順次対応していくことでしょう。

 

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グーグルマップへの口コミ掲載のメリットデメリット

口コミを掲載される店舗側にはメリットとデメリットがあります。

メリットはビジネス的な価値も高いことです。

グーグルマップの口コミ機能は、地域ごとに店舗のレビューを比較する比較サイトの競合となり店舗や施設の宣伝効果があがるほか、グーグルマップの口コミ評価が高評価ならば集客効果も期待できます

 

デメリットは、客足が減る可能性もあることです。

悪質なレビューや星1つの評価が投稿されると、レビューの質が下がるほか評価の平均が下がります。

加えて、ユーザーは星1つや2つの店舗よりも3つ以上の店舗を選ぶ傾向があります。

グーグルで検索して店舗名が表示されても、評価が低ければその施設や店舗に行く意欲は沸きにくいでしょう。

同じ地域でもより評価の高いお店を選ぶため、客足が減ってしまうのです。

 

こんな口コミも掲載されてしまう!実際にあったネガティブな口コミ

せっかくグーグルマップに店舗が掲載されているのに、口コミを確認しないと損をする可能性があります。

なぜなら、口コミの中にはネガティブな投稿も存在し、集客効果が無くなってしまうためです。

いくつかネガティブな口コミをご紹介しましょう。


・都内の某病院
「特に混んでいるわけでもないのに、かなり待たされる」
「二度と行かない」

・都内の某美容院
「美容院だけどカット下手」

・都内の某雑貨店
「客が損をして、店が得をする物「だけ」をすすめてくる客のことを全く考えない店」
「接客態度が最悪、融通が利かない店員が多すぎ」


このような評価を1つでもつけられてしまうと、一部のユーザーが嫌悪感を抱き、来店を躊躇う可能性があります。

ネガティブな口コミはせっかく興味を持って検索してくれたユーザーにも、良い印象を与えません。

施設や店舗のオーナーならば、口コミの確認を習慣化しましょう。

 

グーグルマップに投稿されたネガティブな口コミは削除できる?

 

自分のお店に対してネガティブな評価の内容を含む口コミは削除したくなると思いますが、削除にあたってまずはグーグルの規定に違反していないかをチェックしましょう。

グーグルマップの口コミを削除するにはグーグルの規定に違反していることを証明する必要があるためです。

この規定に違反していることがグーグル側で確認できない限り、口コミ投稿が削除されることはありません

どのような口コミが削除依頼可能なのか確認していきましょう。

 

グーグルのクチコミポリシーに違反する口コミは削除できる

グーグルが決めている口コミのコンテンツポリシーに違反しているものは削除依頼可能です。

まずは口コミ削除の条件から簡単にご紹介します。

グーグルでは「禁止および制限されているコンテンツ」を次のように定めています。

・スパムと虚偽のコンテンツ
・関連性のないコンテンツ
・制限されているコンテンツ
・違法なコンテンツ
・露骨な性的コンテンツ
・不適切なコンテンツ
・危険なコンテンツおよび中傷的なコンテンツ
・なりすまし
・利害に関する問題

引用元:禁止および制限されているコンテンツ

どのような口コミがこのコンテンツに該当し、削除対象となるのかをご説明します。

 

スパムと虚偽のコンテンツ

スパムとは宣伝目的でコンテンツを投稿することです。


・お店の評価を下げるために、何度も同じ内容で投稿された口コミ
・複数アカウントから1つのお店に対して意図的に低評価で投稿する口コミ
・口コミ対象のお店と全く関係ないウェブサイトへのURLや、電話番号、メールアドレス等を含んだ広告または営利目的の口コミ
・スパムに関するウイルスプログラムなどを含むファイルの投稿


このような口コミはすべて削除対象です。

 

関連性のないコンテンツ

関連性のないコンテンツの例は、次のような口コミです。


・政治的、社会的な発言
・お店と関係ない内容の口コミ
・別なお店の口コミ
・他人の口コミをコピー&ペーストした内容


これらの口コミも削除の対象となります。

 

制限されているコンテンツ

特定の地域では販売が制限されている商品の購入を促すフレーズが口コミに含まれている場合は削除の対象となります。

日本であれば、次のような口コミが該当します。


・禁止薬物の売買に関わる口コミ
・武器弾薬の売買に関わる口コミ
・日本国内では安全性が確認されていない医薬品に関する口コミ
・上記の業者へのメールアドレスや電話番号などの連絡手段を含む口コミ


このような口コミもすべて削除対象となります。

 

違法なコンテンツ

違法なコンテンツについて、例えば次のような口コミが該当します。


・著作権を侵害する口コミ
・性的虐待の内容を含む口コミ
・テロリストグループの声明に関する口コミ
・殺害予告などの内容を含む口コミ


このような口コミを見かけたらすぐに削除依頼を出しましょう。

 

露骨な性的コンテンツ

露骨な静的コンテンツの例は以下の通りです。


・児童への性的虐待に関する口コミ
・性的暴行、人身売買などに関する口コミ


これらも削除対象です。

 

不適切なコンテンツ

不適切なコンテンツには、次のような口コミが該当します。


・卑猥な内容を含む口コミ
・特定の宗教を冒涜するような内容を含む口コミ
・上記以外に倫理的に好ましくない内容を含む口コミ


これらも同様に削除対象となります。

 

危険なコンテンツおよび中傷的なコンテンツ

危険なコンテンツや抽象的なコンテンツには、次のような口コミが該当します。


・脅迫、いやがらせを含む口コミ
・ほかのユーザーに攻撃的な口コミ
・人種、民族、障がい、年齢、ジェンダー問題に対して憎悪を促す、差別をするような口コミ
・誹謗中傷を含む口コミ


これらも同様に削除対象となります。

 

なりすまし

なりすましに関しては、次のような口コミが該当します。


・身元を偽った口コミ
・ほかの店舗が自分の店舗への勧誘をする内容を含む口コミ
・お客さまに無理やり投稿させた口コミ
・従業員による口コミ
・グーグル社の社員と偽った口コミ


従業員に高評価の口コミを強要すると、漏れなく削除対象となるのでご注意下さい。

 

利害に関する問題

自分のお店やほかのお店の利益や損失につながる投稿は禁止されています。


・競合他社のお店の内容と比較するなどして評価を操作する口コミ
・お店の機密情報を含む口コミ


これらも削除の対象になります。

 

グーグルマップの口コミを削除する方法

それでは、具体的にグーグルマップの口コミを削除する方法についてご紹介します。

口コミを削除する方法は2つあります。

 

・施設または店舗、法人の「オーナー」として、口コミ削除依頼を申請する方法
・悪質な口コミを見て削除すべきと判断した「第三者」が削除依頼を申請する方法

 

「オーナーならば削除依頼が成功する」「第三者ならば失敗しやすい」といった違いはありません。

どちらかを選んで口コミ削除依頼を申請してください。

 

施設または店舗、法人の「オーナー」として、口コミ削除依頼を申請する方法

オーナーとして削除依頼を申請する方法をご紹介します。

・手順
・注意点

この2つをご説明します。

 

「オーナー」として削除する手順

グーグルマイビジネスを使用しますが、このサービスはグーグルアカウントが必要です。

あらかじめ設定しておきましょう。

パソコン版とモバイル版で手順が異なります。

 

・パソコン版

1.グーグルマイビジネスにログイン
2.表示方法をカード表示に切り替え、ビジネス情報一覧の「ビジネスを管理」をクリック
3.画面左のメニューの「口コミ」をクリック
4.削除したい「口コミ」を見つけ、その投稿右上の「その他メニュー」をクリック
5.「不適切な口コミとして報告」をクリック
6.「ポリシー違反を報告」というページに移動するので、必要事項を記入し送信


・モバイル版

1.グーグルマイビジネスアプリを起動
2.メニューをタップし、「口コミ」をタップ
3.削除したい「口コミ」を見つけ、その投稿右上の「その他メニュー」をタップ
4.「不適切な口コミを報告」をタップ
5.「ポリシー違反を報告」というページに移動するので、必要事項を記入し送信

 

以上のようなステップを踏むことで削除依頼が可能になります。

 

注意点

グーグルマイビジネスの設定には時間がかかります。

本人確認として、メールや郵送物を送付する必要があるためです。

誹謗中傷や店員の個人情報の流出などに早急に対応したい場合、グーグルマイビジネスの準備に時間がかかり、削除の審査が遅れてしまいます。

グーグルマイビジネスはあらかじめ登録しておきましょう。

 

悪質な口コミを見て削除すべきと判断した「第三者」が削除依頼を申請する方法

第三者として削除依頼を申請する方法をご紹介します。

・手順
・注意点

この2つをご説明します。

手順

第三者からの口コミ削除依頼なので、グーグルマイビジネスへの登録は必要ありません。

手順は以下の通りです。

最終的に「ポリシー違反を報告」というページに移動できればOKです。

1.グーグルマップを表示
2.左上の検索ボックスに検索したいスポットの名称を入力
3.検索し、表示されるピンをクリック/タップ
4.スポット詳細情報の画面が開くので下にスクロール
5.口コミの数をクリック/タップ
6.削除したい口コミのその他メニューをクリック/タップ
7.旗のアイコンをクリック/タップ
8.「ポリシー違反を報告」というページに移動するので、必要事項を記入し送信

以上の手順で削除依頼を申請できますよ。

注意点

グーグルマイビジネスへの登録の手間がないため、オーナーであっても第三者報告をする方法としては効率的な方法です。

しかし、いくら効率的な方法であっても、どんな口コミでも削除できるわけではありません。

・本当にその口コミを削除すべきか(一時の感情で削除依頼を申請しようとしていないか)
・グーグルポリシーに違反しているか

これらのポイントは、きちんと確認しておきましょう。

もちろん、オーナーとしてグーグルマイビジネスを通して、口コミ削除依頼を申請する場合も同様です。

 

口コミが削除できない…そんな時の対策3つ

 

グーグルに削除依頼を申請しても、口コミが削除できない場合があります。

そのような場合には次の3つの対策が考えられます。

 

・ネガティブな口コミにも誠心誠意対応
・お店のSNSアカウントや公式HP、店舗内の掲示板などで口コミを紹介
・満足度を上げることができるサービスを提供

 

これらの対策はネガティブな口コミを強制的に削除するわけではなく、ネガティブな口コミを活用してしまうアイディアです。

それでは、詳しくご説明します。

 

ネガティブな口コミにも誠心誠意対応

投稿されたネガティブな口コミに対して誠実に返信しましょう

グーグルマイビジネスに登録しておくと、グーグルマイビジネスのメニューから「口コミ」で口コミに返信できるようになります。

 

やむをえない事情や理由で、お客さまに迷惑をかけてしまうのは仕方ないです。

もしそれを不快に思い、グーグルマップにネガティブな口コミを投稿したのならば、謝罪と改善の旨を告げましょう。

誠心誠意対応すれば、口コミを見る方にも誠意が伝わりますし、口コミを投稿した本人にも謝罪の意とサービス改善の気概があることが伝わります。

ゆえに、投稿されたネガティブな口コミには誠実に返信しましょう。

 

お店のSNSアカウントや公式HP、店舗内の掲示板などで口コミを紹介

ネガティブな口コミをどのように改善しているのかをSNSや店舗で紹介し、高評価につなげましょう。

真摯に対応し、改善しようという心意気だけではなく、実際にどのような改善策を取ったのかを公表します。

このような、透明度の高いビジネスは信頼の高さにもつながります。

 

情報公開はお店のSNSアカウントでも公式HPでも、店舗内にある掲示板でも問題ありません。

SNSに投稿することは、話題性を高める効果もあります。

ネガティブな口コミに対しての行動まで、きちんと公表しましょう。

 

満足度を上げることができるサービスを提供

口コミを投稿してもらえるようなサービスを提供しましょう。

お客さまに強要して口コミに投稿させるのはグーグルポリシーに違反してしまいます。

そのため、お客さまには「このお店ならば口コミしたい」と思わせることが重要です。


・ネット上に情報を流しすぎずに、事前情報にはない満足度の高いサービスを提供し、入店時にギャップを作り感動させる
・口コミを分析し、ネガティブな口コミの反省点から改善点を洗い出し、高評価のものは継続的に続ける
・「よろしければ、グループマップの口コミ投稿にご協力お願いします」とひとこと添える


ギャップの創造、口コミの分析などから満足度の高いビジネスを想像しましょう。

満足度の高いビジネスは、グループマップの口コミ高評価につながります。

 

どうしても削除を諦めたくない!そんな時は弁護士へ

 

どうしても削除したい口コミがある場合は、弁護士に相談しましょう。

グーグルのポリシーに違反していなくても、日本の法律に違反している場合があります。

法律の強制力は、大企業のポリシーの強制力よりも強力です。

少しでも法律に違反していれば、法的に口コミの削除が可能です。

それでは、グループマップの口コミと日本の法律の関係性についてご紹介します。

 

・弁護士が削除できる口コミの条件
・法律に違反している口コミの例
・弁護士に依頼するメリット

今回はこの3点に絞り、ご説明します。

 

弁護士が削除できる口コミの条件

ずばり、誹謗中傷をしている口コミは削除の対象になります。

誹謗中傷とは、根拠のない悪口や嫌がらせによって、他人の名誉を傷つけることです。

日本国内では、グループマップの口コミに限らず、5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)、爆サイでも誹謗中傷の内容を含む投稿が多くみられます。

では、誹謗中傷を含む口コミはどの条件を満たしていれば法的に削除できるのでしょうか。

以下に列挙していきます。

・刑法第230条 名誉棄損罪
「公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金に処する」

引用元:刑法

・刑法第231条 侮辱罪
「事実を摘示しなくても、公然と人を侮辱した者は、拘留又は科料に処する」

引用元:刑法

・刑法第233条 信用毀損罪
「虚偽の風説を流布し、又は偽計を用いて、人の信用を毀損し、又はその業務を妨害した者は、三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する」

引用元:刑法

・刑法第234条 威力業務妨害
「威力を用いて人の業務を妨害した者も、前条の例による」

引用元:刑法

・民法第709条 プライバシーの侵害
「故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う」

引用元:民法 債権 第709条

 

口コミの内容によっては、これらの責任が発生する可能性があります。

しかし、免責となるケースもあります。

・事実の公共性:政治家の汚職などの情報など公共の利害に関する情報
・目的の公益性:情報を公開することによって大勢の命が救われる情報など
・真実性、真実相当性:情報が真実である証拠がある場合、真実に相当するだけの理由がある場合


口コミの内容がこれら3つの免責の条件を満たしている場合、誹謗中傷に問われない可能性があります。

 

法律に違反している口コミの例

たとえば、グループマップの口コミに次のような投稿があるとしましょう。

「スーパーA店の店員がばかだ」

「店員」に対して、グーグルマップの評価欄という誰でもアクセスできるページで、事実の摘示無しに侮辱を行った侮辱罪に相当します。

また、実際に裁判にまで発展した例もあります。

 

2015年には、関東地方の医療機関がグーグルに対して「口コミで名誉を基礎された」と削除を求め、千葉総裁が医療機関側の主張を認め、仮処分を出しています。

千葉総裁はグーグルに対して、全世界的に削除するように命じており、グーグルは対応を検討しているという報道もあります。

このように、法律に違反していれば、投稿の削除が可能であることがわかります。

 

口コミ削除を弁護士に依頼するメリット

弁護士に依頼するメリットは次の通りです。

・法律の知識が必要ない
・ネットに公開された口コミを削除できる
・投稿者を特定できる
・法的な書類の書き方がわからなくても問題ない
・投稿者に慰謝料を請求できる
・裁判以外の解決法もある


この5つのメリットがあります。

お金がかかるというデメリットもありますが、確実に成功させたいのならば、弁護士に相談することが一番でしょう。

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インターネット上から削除はできても、書かれた人の気持はそれでは治まりません。
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まとめ

今回はグーグルマップのネガティブな口コミの削除方法についてご紹介しました。

しかし、グーグルマップのネガティブな口コミの中には、削除依頼申請しても削除に応じてもらえないケースもあります。

そのようなときは、割り切ってネガティブな口コミを活用する方法を探しましょう。

また、どうしても削除を諦められない場合は、法律のプロである弁護士に相談しましょう。

Googleマップ風評被害対策
この記事の監修者

インターネットの誹謗中傷対策、削除の専門家。5ちゃんねるを始めとする、各種書き込みの削除、下位表示させるプロ。特に企業案件を得意とし、ネガティブな口コミ、サジェストキーワードを常に監視、対策している。携わった案件は1,000以上。お困りの場合は、以下↓LINEからお気軽にお問い合わせください。

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