この記事を読んで、カーセンサーの口コミを削除する方法を今すぐ実践しましょう。
このように思っても、ネット上だとカーセンサーの削除依頼に関する情報があまり出てきませんよね。
そこで、今回は カーセンサーの口コミを今すぐ削除する方法を紹介します。
万が一削除できない場合でも弁護士に依頼する方法についても詳しく紹介するので、ご安心ください。
それでは、カーセンサーの悪質な口コミを削除していきましょう。
まずはカーセンサーの利用規約を確認する
口コミの削除依頼について、まずはカーセンサーの運営(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ)に 規約違反を報告する必要があります。
口コミが規約を違反していることが証明できれば、運営に口コミを削除させることが可能です。
カーセンサー利用規約の 禁止事項や 内容に関する制限に該当するような口コミは、規約違反とされています。
まずは規約違反の口コミかどうか見極めるところから始めましょう。
削除できる口コミその1:「禁止事項」を満たす口コミ
カーセンサー利用規約には、以下のような項目を「禁止事項」として定めています。
A.当社の提供する自動車情報関連から逸脱した内容を投稿すること
B.利用者自身の体験や経験に基づかない投稿をすること
C.偽名や利用者のものではないメールアドレスを使用して投稿すること
D.営利目的の内容を投稿すること
E.事実と反する内容・虚偽の内容を投稿すること
F.一台の購入契約に対して複数のクチコミを投稿すること
G.同一内容を意図的に多数投稿すること
H.本サイトのサービス・機能に関する問合せやクレームを投稿すること
I.問題の性質上、利用者と販売店間で解決するべきと当社が判断する内容を投稿すること
J.下記4に該当するものを投稿すること
K.販売店が、投稿者に対して本サービスを介することなく、直接メールや電話等でその投稿内容に係る連絡を取ること
引用:カーセンサーnetクチコミサービス利用規約第3条禁止事項
表現をわかりやすくすると以下のようになります。
A.自動車情報ではない口コミ
B.体験・経験に基づかない口コミ
C.偽名や本人以外のメールアドレスを使用して投稿された口コミ(なりすまし等)
D.営利目的の内容を含む口コミ(スパムによるあらし行為等)
E.嘘を含む口コミ
F.自動車一台の購入契約に対して複数の口コミを投稿する行為
G.同一内容を意図的に多数投稿する行為(あらし行為)
H.カーセンサーへの問合せやクレームを含む口コミ
I.利用者と販売店間で解決するべき問題に関する口コミ(レビューではない口コミ)
J.「内容に関する制限」に該当する口コミ
K.投稿者に口コミ投稿内容に関する連絡をする行為
削除したい口コミが上記の禁止事項に1つでも違反していたら、口コミを報告しましょう。
なお、「K」の項目で定められている通り、 削除したい口コミの投稿者の連絡手段を知っていても、連絡をする行為は禁止されているのでご注意ください。
削除できる口コミその2:「内容に関する制限」に該当する口コミ
口コミの内容について、次のような表現が判明した場合も削除の対象となります。
A.著作権、商標権、プライバシー権、名誉等、他者の権利を侵害する内容を含むもの
B.個人のプライバシーにかかる事項(ナンバー・企業団体名・役職名・特徴風貌など個人が識別できてしまうような情報を含むが、これらに限らない)を含むもの
C.本来公開されていない個人の名前・メールアドレス・住所・電話番号その他の連絡先が使用(投稿者名や投稿内容において使用される場合を含むが、これらに限らない)されているもの
D.商品の紹介、マルチ商法の勧誘等の商業的内容を含むもの
E.不適切な表現、わいせつ・卑猥な表現を含むもの
F.他人を威圧・脅迫する旨が看取される内容を含むもの
G.粗暴性、残虐性又は犯罪を誘発助長する内容を含むもの
H.販売店や第三者に対する不当な利益誘導、信用毀損にあたる内容を含むもの
I.法令、公序良俗に反する内容を含むもの
J.ナンセンス、グロテスクな内容を含むもの
K.以下に該当する表現(または近しい表現)を含むもの
a.具体的な事象に基づかない表現
b.事実と反することが判明した表現
c.必要以上に感情的と判断される表現
d.「利用しないほうがいい」「絶対に止めるべき」「最悪」「最低」等の独断的・断定 的表現
L.その他、本サービスに掲示することが不適切な内容であると当社が判断した内容
引用元:カーセンサーnetクチコミサービス利用規約第4条内容に関する表現
こちらについても、わかりやすい表現に直すと以下のようになります。
A.著作権、商標権、プライバシー権、名誉等、他者の権利を侵害する内容(法律違反)
B.プライバシー情報を含む内容(名指しでプライベートを公開する等)
C.非公開であるはずの個人情報(名前・メールアドレス・住所・電話番号等)を含む内容
D.商業的内容を含む内容(商品の紹介、マルチ商法の勧誘等のあらし行為)
E.不適切な表現、わいせつ・卑猥な表現
F.他人を威圧・脅迫するような内容(「○○しないと痛い目に遭わせる」といった内容)
G.乱暴で残虐な内容、犯罪を誘発・助長する内容
H.不当に利益を誘導する行為、信用毀損にあたる内容(ライバル店による妨害工作等)
I.法律に違反している内容、マナー・モラルに反する内容
J.ナンセンス、グロテスクな内容
K.以下のような表現(または近しい表現)を含むもの
a.具体的な事柄に基づかない表現
b.嘘と判明した表現
c.必要以上に感情的と判断される表現
d.「利用しないほうがいい」「絶対に止めるべき」「最悪」「最低」等の独断的・断定 的表現
L.その他、カーセンサーが不適切な内容と判断したもの
誹謗中傷や名誉毀損は、このうちの「A」の項目に該当する違反行為です。
ほかにも口コミが規約違反をしている項目があった場合は、カーセンサーに報告しましょう。
口コミの違反部分を探すという気持ちで照らし合わせていきましょう。
カーセンサーの口コミを報告(削除)する方法
カーセンサーのお問い合わせフォームから口コミの規約違反を報告しましょう。
氏名、メールアドレスを記入し、利用環境を選択したら、「お問い合わせ内容のカテゴリ」の「クチコミ・レビューについて」を選択します。
お問い合わせ内容の書き方
以下のような例文に沿って、「お問い合わせ内容」の記入欄に報告内容を記入しましょう。
お世話になっております。
○○(掲載されている販売店名)の○○と申します。
当店掲載ページに掲載されている口コミの規約違反を発見したので報告させていただきたく、ご連絡させていただきました。
問題の口コミに関する情報は以下の通りです。
- 口コミ投稿者のニックネーム:
- 口コミ内容:
- 口コミ投稿日:
この口コミは、 利用規約の「禁止事項」「B.利用者自身の体験や経験に基づかない投稿をすること」や「内容に関する制限」「A.著作権、商標権、プライバシー権、名誉等、他者の権利を侵害する内容」に該当しています。
つきましては口コミの規約違反について、ご確認よろしくお願い申し上げます。
ポイントは下線部のように 利用規約のどの部分に違反しているかを伝えることです。
この記事の前章「カーセンサーの利用規約を確認して削除できるか判断」や利用規約を参考にして、口コミの利用規約違反を証明しましょう。
カーセンサー利用者には口コミを削除する権利がない?
お問い合わせフォームの「お問い合わせ内容」では「削除」というワードを避けた方がよいです。
「カーセンサーnet」ご利用規約には以下のような規定があります。
4.コメントの著作権(著作権法第27条、第28条の権利を含みます。)は当社に帰属します。利用者は、掲載されたコメントの改変及び削除を自ら行うこと並びに当社に行わせることはできないものとします。
引用元:「カーセンサーnet」ご利用規約第7条クチコミ投稿ルール
要は、掲載されているコメント(口コミ)は自分で削除することやカーセンサー運営に削除させることはできないというような内容です。
ゆえに、削除を直接的に依頼することができないわけですね。
しかし、規約違反の口コミを報告まで制限しているわけではありません。
規約違反の口コミは運営によって削除されますので、遠回しに削除したい旨を伝えることが重要です。
「削除」というワードを出さずに、規約違反の口コミを報告することを意識しましょう。
口コミ削除ができない時は弁護士へ
カーセンサー運営がお問い合わせフォームからの削除依頼に応じなくても、弁護士に依頼することで口コミを削除することが可能です。
そこで、ここからはカーセンサーの口コミ削除を弁護士に依頼するにあたり、知っておきたい情報を紹介していきます。
弁護士に依頼するメリット
カーセンサーの口コミ削除を弁護士に依頼するメリットは以下の通りです。
- 口コミ削除依頼の流れがスムーズ
- 口コミ削除に必要な手続きに関する法的知識と経験が豊富
- 削除にあたり、交渉・訴訟など臨機応変さ
- 削除がいつ完了するのか見通しが立つ
- 削除の手続きで起こる余計なトラブルを回避
- カーセンサーの口コミ削除の手続きに必要な証拠の準備
- 普段と変わらない実生活を送ることが可能
- 精神的負担の軽減
迅速かつ確実に削除したい方は弁護士への依頼をおすすめします。
弁護士に削除してもらう方法以外にも、自力で削除する方法や代行業者に削除してもらう方法と比較したい方は以下の記事を参考にしてみてくださいね。
依頼はネットに強い弁護士がおすすめ
ネットに強い弁護士に依頼した方が効率的かつ効果的に問題を解決できます。
ネットに強い弁護士の魅力は以下の通りです。
- 誹謗中傷・名誉棄損を法的に立証できる(立証に慣れている)
- 難解な利用規約の読解に優れ、ネット関連の法律に強い
- 自力では難しいサイト運営との交渉も、ネットに強い弁護士が引き受けてくれる
このような魅力があるので、依頼する際はネットに強い弁護士に依頼しましょう。
弁護士への相談から解決までの流れ
弁護士に依頼する際の流れは以下の通りです。
- ステップ1:弁護士を探す
- ステップ2:カーセンサーの口コミを削除してくれそうな弁護士を選ぶ
- ステップ3:弁護士と会って、法律相談をすることで口コミの対処の方針を定める
- ステップ4:弁護士に口コミ削除を依頼する
- ステップ5:弁護士が交渉・訴訟を行う
- ステップ6:弁護士が口コミ削除を完了する
弁護士に口コミ削除を依頼した場合、以下のような期間と費用がかかります。
口コミ削除にかかる期間 | 平均1ヶ月~3ヶ月 | 最短1週間以内・最長1年以上 |
口コミ削除にかかる弁護士費用 | 平均10万円~20万円 | 最低5,000円・最高120万円以上 |
期間や費用はあくまで目安です。
弁護士と実際に相談して、見積りをとってもらう際に確認してもらうましょう。
以下の記事では弁護士の探し方から相談の流れについても触れています。
まとめ
カーセンサーの口コミの削除は以下の手順で行いましょう。
- 利用規約を確認して、口コミの規約違反を探す
- 口コミの規約違反を報告する(「削除」というワードを避けながら)
- 自力での削除に失敗したら、ネットに強い弁護士に削除を依頼する
それでは、カーセンサーに掲載されている問題の口コミを実際に削除していきましょう。
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